
ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地クアーズフィールドでのロッキーズ戦に投打二刀流で出場予定。相手先発は、メジャー2年目のタナー・ゴードン投手。ここでは、MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』より、球種割合や特徴などを掘り下げる。
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■二刀流ではクアーズフィールド初出場
相手先発は、27歳の若手右腕ゴードン。昨季ロッキーズでメジャーデビューを果たすも、8先発で0勝6敗と勝ち星に恵まれず。今季悲願の初勝利を挙げ、ここまで8先発で3勝5敗、防御率7.98の成績を残している。
球種割合の半数以上51.4%がフォーシームで、左打者にはスライダー、右打者にはチェンジアップを使い分ける。カーブも稀に投じるが、際立った長所はなく被打率はいずれも3割以上。打者圧倒的有利の本拠地で苦戦が続いている。
大谷はゴードンとメジャー初対決。19日(同20日)の試合では、今季44号を放って勝利に貢献。2試合連発のアーチでリーグ単独トップに返り咲けるか。投打二刀流では初出場「打者天国、投手地獄」のクアーズフィールドでの躍動に期待が高まる。
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■試合情報
ドジャースvs.ロッキーズ試合開始:日本時間8月21日(木)9時40分中継情報:NHKBS1、MLB.tv、SPOTVNOW、J Sports4、ABEMAプレミアム