【MLB】125年間で大谷翔平ただ1人……「先発投手が先頭打者として三塁打」 首位陥落も再び史上初の快挙 公式が伝える | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】125年間で大谷翔平ただ1人……「先発投手が先頭打者として三塁打」 首位陥落も再び史上初の快挙 公式が伝える

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【MLB】125年間で大谷翔平ただ1人……「先発投手が先頭打者として三塁打」 首位陥落も再び史上初の快挙 公式が伝える
  • 【MLB】125年間で大谷翔平ただ1人……「先発投手が先頭打者として三塁打」 首位陥落も再び史上初の快挙 公式が伝える

ドジャース大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地でのエンゼルス戦に「1番投手兼DH」で先発出場。投手としては4回1/3を投げて5安打4失点、7奪三振と粘投。打者としては第1打席で三塁打を放ち、12試合連続安打をマークするなど4打数1安打、1四球3三振だった。試合は5-6で敗れ、ついに首位の座をパドレスに明け渡した。

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■先発投手が1番に入るのは過去3例

見せ場はいきなり訪れた。初回先頭の第1打席、大谷は相手先発カイル・ヘンドリックス投手の6球目チェンジアップを捉え、右翼線に運んだ。すると、打球が転々とする間に快足を飛ばして一気に三塁を陥れた。

早速チャンスメークした大谷は、続くムーキー・ベッツ内野手の左前適時打で生還。自身の先発登板を自らのバットで援護する形となった。

そして、この三塁打はまたしても歴史を刻んだ。MLB公式Xは「ショウヘイ・オオタニは1900年以降(近代野球)、先頭打者として三塁打を放った初めての先発投手となった!」と記し、実際の映像とともに投稿した。

先発投手が1番打者を務めた例は、大谷以外では過去に3選手(1901年9月30日のジム・ジョーンズ、1953年9月27日のアル・ダーク、1968年9月22日のセサール・トバー)いるそうだが、先頭で三塁打を放った選手は当然いない。

■「重圧や焦りはあるかもしれない」

大谷の快挙は飛び出したが、ドジャースは結局、エンゼルスに競り負け。4連敗となり、ついに首位の座をパドレスに明け渡すことになった。

大谷は試合後、「接戦でいいゲームというか、惜しいゲームができている一方で、勝ち切れていない部分は皆、プレッシャーというか焦りみたいなものはあるのかなと思う。明日の休みを挟み、大事な試合が続くので切り替えてしっかり集中したい」と振り返った。

投手としては、今季9度目の登板で最長&最多の4回1/3、80球を投げた大谷。5安打4失点7奪三振と粘投し、今季初勝利まであと2アウトに迫ったが、惜しくもお預け。ただ、盟友マイク・トラウト外野手から2三振を奪うなど見せ場は作った。

15日(同16日)からはパドレスとの首位攻防戦がスタートする。今季の行方を左右する大一番となりそうで、大谷のパフォーマンスとともに注目が集まっている。

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