
ドジャースの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地グレートアメリカン・ボールパークでのレッズ戦に「2番投手兼DH」で先発出場。4回途中で突如制球を乱し、51球で走者を残して降板。5安打2失点で後続へマウンドを託した。
試合は終盤まで接戦が続くも、ドジャースが2-5で競り負け。大谷の降板理由について球団は「筋肉のけいれん」と発表。試合後には、大谷自身が症状について詳細を明かした。
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■次回登板は「体調が戻ればスケジュール通り」
大谷は初回の立ち上がり、先頭の元同僚ギャビン・ラックス内野手に二塁打を浴びると、1死後、3番のエリー・デラクルーズ内野手に中前適時打を浴びて先制点を献上。出鼻は挫かれたが、後続は断って1失点で乗り切った。
2回裏にも得点圏に走者を背負ったものの、無失点に。3回裏も三者凡退で打ち取ったが、4回裏に2球連続で暴投で走者を進めるなど、突如の乱調で緊急降板に見舞われた。トレーナーを伴ってマウンドを降りた大谷は、その後も打者として試合に出場。球団からは「筋肉のけいれん」によるものと発表があった。
試合後にメディアの取材に応じた大谷は、筋肉のけいれんは「臀筋(でんきん)のあたりですね、右の」と詳細を説明。初回から異変を感じていた中で騙し騙し投げていたようで「昨日、今日と体調が良くない」とも明かした。出場を続けたことに関しては、「守備に就くわけではないですし、試合もまだまだ競っていたので」と振り返った。
次回登板に関しては、「体調をしっかり戻したいなと思っているので、それができれば今まで通りのスケジュールで投げられるんじゃないかなと」とし、大事には至らなかった様子。明日は移動日で試合なし、8月1日(同2日)からア・リーグ東地区レイズとの3連戦に臨む。
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