
格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」は27日、さいたまスーパーアリーナにて開催。
第9試合ではRIZIN初出場の安藤達也がヤン・ジヨンにリアネイキドチョークによる一本勝ちを収めた。
◆【超RIZIN.4】全15試合結果速報まとめ 注目メインは「クレベル・コイケ vs. 朝倉未来」
■バンタム級タイトル戦勝者との対戦を希望
第1ラウンド、開始30秒で安藤とヤン・ジヨン両者の左が互いの顎にヒットし、ダブルノックダウン。しかし両者すぐに立ち上がり、ポール際の攻防が続いて第2ラウンドへ。
第2ラウンドも序盤から瞬き厳禁の攻防が続く。安藤は打撃を繰り出しながらの飛び込みや、タックルなどを仕掛けてヤン・ジヨンがこれを切る展開。互いに目がよく打撃を上手く避ける。安藤はストライカーのヤン・ジヨンに対しノーガードで対峙。途中、右がヤン・ジヨンの鼻を掠め鼻から出血。その後安藤のワンツーがヤン・ジヨンにヒットし、そこから薙ぎ倒すようにグラウンドへと持ち込んだ。
安藤がトップポジションから激しい打撃を振り下ろすと、バックを奪いリアネイキドチョークの体勢に。ヤン・ジヨンがたまらずタップアウトし、安藤が6月のRIZINデビュー戦から2試合連続でチョークによる一本勝ちを収めた。ヤン・ジヨンはタップ後に失神。目を見開いた状態で口内からも血が吹き出した。安藤はすぐにヤン・ジヨンの両足を上に持ち上げ救護にも参加した。
ゲストのケンドーコバヤシは「救助まで完璧」と試合後の対応にまで太鼓判。「いや、爆発力が半端じゃないですね」と圧巻の勝利に驚愕した。安藤は勝利者マイクで「みんなもっと観たいと思うから、俺のことタイトルマッチに推してよ!」と観客に呼びかけ。同大会で行われるバンタム級タイトルマッチの勝者との対戦を希望した。
同大会は「ABEMA PPV」にて全試合生中継されている。
◆伊澤星花、体重超過の韓国ファイターに怒りの鉄槌から肩固めで144秒殺 「これでケリがついた」
◆ヒロヤ、“激しい打撃戦”で会場沸かすも敗北……元谷友貴は「すごくいい選手」と絶賛、フライ級GP制覇を誓う「ヒロヤくんの分も背負って優勝する」