
ナ・リーグ西地区のドジャースは18日(日本時間19日)、本拠地でのブルワーズ戦に0-2で完封負け。わずか3安打と振るわず、終始好機を作り出せなかった。
これで、ドジャース打線の月間打率は.205まで低下。41打点は全30球団中ワースト3位、OPS.594は同2位と不振に陥っている。
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■強豪との連戦も影響か
この試合、ドジャース打線は相手先発クイン・プリースター投手に大苦戦、メジャー3年目の若手に翻弄され、6回までにチーム10三振を記録した。さらにブルワーズの強力ブルペン陣も打ち崩せず、3安打無得点で完封負け。前回対戦でスイープを喫したブルワーズに再び敗れ、同カード4連敗となった。
これで、ドジャースの7月の月間打率は.205と低迷。12本塁打は30球団中ワースト7位、41打点は同3位、OPS.594は同2位と全く機能していない状態だ。
地元紙『オレンジ・カウンティ・レジスター』電子版は同日、「今月13試合のうち7試合は、MLB最高クラスの投手陣を持つアストロズとブルワーズとの対戦で、全て敗戦している。これは、強力な投手陣が揃う10月のポストシーズンに向けて悪い前兆だ」と記し、一線級の投手に沈黙が続く打線に懸念を示した。
トレード期限が7月30日(同8月1日)に迫る中、課題のブルペン陣に加えて自慢の打撃力も影を潜めてしまったドジャース。2位のパドレスは4.5ゲーム差と徐々に接近している。
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