
MLB公式サイトは16日(日本時間17日)、「パワーランキング:オールスターブレイク後の全30チームの順位」と題した記事を掲載。オールスター明けの後半戦に向けて、全球団の戦力を格付けしている。
ドジャースやカブスといった有力チームを抑えて首位に立ったのがタイガース。充実の戦いぶりでア・リーグ中地区を独走するチームが高い評価を受けている。
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■球宴では4選手がスタメン入り
タイガースは開幕から安定した戦いを見せ、ア・リーグ中地区で首位に。15日(同16日)に行われたオールスターには先発したタリク・スクーバル投手を含め4選手がスタメンに名を連ねるなど、充実の前半戦を過ごした。
そんなタイガースは3位のドジャース、2位のカブスといった有力チームを抑えてパワーランキングで1位に。記事内では「タイガースファンであることがこれほど楽しいと感じたのは一体いつ以来だろう?2006年?1984年?1968年?」と言及。過去の優勝シーズンに触れながら、「タイガースが願ってきたほぼすべてが実現し、それ以上の成果が得られた」と満足感を示している。
そのなかで「ザック・マッキンストリーやオフシーズンに加入したグレイバー・トーレスはオールスターに選出され、ハビアー・バエズも復調している」と充実の戦力にも触れており、野手では打率.284、24本塁打、78打点を挙げるライリー・グリーン外野手、投手では10勝3敗、防御率2.23、153奪三振を記録しているスクーバルをそれぞれ「MVP級の活躍を見せている」と称えている。
ドジャースの.598、カブスの.594を上回る勝率.608を記録し、ここまでMLB全体で唯一の勝率6割超えを果たしているタイガース。リーグ優勝を果たせば2012年以来13年ぶり、世界一に輝けば1984年以来41年ぶりの快挙となるなか、後半戦も快進撃は続くのか。
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