
国内最大規模の競走馬セリ「セレクトセール2025」(北海道苫小牧市・ノーザンホースパーク)は初日14日に1歳部門が終了し、15日2日目は当歳部門がスタート。新種牡馬のイクイノックス産駒が当歳部門に24頭上場予定だ。
◆【2日目当歳・結果速報/セレクトセール2025】イクイノックスの初年度産駒、父コントレイル産駒×姉デアリングタクトの無敗三冠馬配合……当歳上場の注目馬リスト/ライブ中継・放送情報
■国内最高価格6億円超えなるか
前日14日1歳部門は落札総額155億4600万円と史上初の150億円を超え、上場227頭中225頭落札の売却率99.1%と、いずれもレコード更新となった。
とくに注目を集めたのは、今年の日本ダービー馬・クロワデュノールを輩出したキタサンブラック産駒。「モシーンの2024(牡)」は今年の1歳最高額となる4億2000万円(ネブラスカレーシング)で落札され、4億1000万円(金子真人ホールディングス)の「ノームコアの2024(牡)」、3億2000万円(阿部雅英)の「ラビットランの2024(牡)」と、落札額トップ3を独占した。
なお、キタサンブラック産駒は11頭10頭が1億円を超え、1歳部門の落札総額は24億8000万円を記録している。
2日目当歳部門では、キタサンブラックの直仔として注目を集める新種牡馬・イクイノックスの産駒が登場。リザーブ価格(最低落札価格)1億円でスタートする「ミッドナイトビズーの2025(牡)」をはじめ産駒24頭が上場予定であり、2006年に当歳の国内最高価格6億円を記録したディナシー(牝、父キングカメハメハ、母トゥザヴィクトリー)のレコード更新なるか、注目が集まる。
また、2022年天皇賞春などGI3勝を挙げ、早世したドゥラメンテの後継種牡馬として期待がかかるタイトルホルダーは4頭が上場。このほか、2021年NHKマイルCを制したシュネルマイスターの産駒は6頭、2020年朝日杯FS覇者グレナディアガーズの産駒は4頭が上場予定であり、名馬たちのファーストクロップに注目のハンマーが下ろされる。
◆【2日目当歳・結果速報/セレクトセール2025】イクイノックスの初年度産駒、父コントレイル産駒×姉デアリングタクトの無敗三冠馬配合……当歳上場の注目馬リスト/ライブ中継・放送情報
◆【初日1歳馬・結果まとめ/セレクトセール2025】4億2000万円、4億1000万円……キタサンブラック産駒が落札額トップ3を席巻、牝馬三冠リバティアイランドの半弟は……?
◆【セレクトセール2025】「最後のメイクに時間が……」「アンチエイジングがボーナスツール」 今年もオークショニアの名文句に注目