
マリナーズのカル・ローリー捕手は8日(日本時間9日)、敵地でのヤンキース戦に「3番捕手」で先発出場。8回表に今季36号アーチを放った。また、アーロン・ジャッジ外野手も同試合で34号を記録。ア・リーグ本塁打王争いでハイレベルなアーチ合戦を披露した。
ローリーの36本塁打は、マリナーズの前半戦球団最多記録も更新している。
◆【実際の動画】ジャッジ34号、ローリー36号でアーチ競演!信じられない量産ペースで前半戦の球団記録更新
■ジャッジとは再び2本差でトップ維持
ローリーはこの試合、9点ビハインドの8回表無死二塁で敵地右翼スタンド二階席へ36号2ランを記録。34号アーチを放ったばかりのジャッジに再び2本差をつけた。
マリナーズの球団公式Xによると、前半戦での35本塁打は、ケン・グリフィーJr.の記録を更新する球団最多本塁打に。現在28歳のローリーは、2018年のドラフト3巡目全体90位でマリナーズに入団。21年にメジャー初昇格を果たし、翌22年に27本塁打、23年に30本塁打、昨季は34本塁打。守備ではプラチナグラブ賞を獲得するなど、チームの顔に成長した。
オールスター前の本塁打数メジャー記録は、2001年のバリー・ボンズがマークした39本。前半戦残り5試合でどこまで迫れるか、史上最強捕手のアーチ量産に引き続き注目だ。
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ローリーの今季36号2ラン9戦6発、ジャッジが今季34号