【MLB】レッドソックス吉田正尚、一塁守備練習に着手……指揮官が経緯明かす「頼んだら快諾。5分後にはファーストミットを注文」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】レッドソックス吉田正尚、一塁守備練習に着手……指揮官が経緯明かす「頼んだら快諾。5分後にはファーストミットを注文」

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【MLB】レッドソックス吉田正尚、一塁守備練習に着手……指揮官が経緯明かす「頼んだら快諾。5分後にはファーストミットを注文」
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レッドソックス吉田正尚外野手は3日(日本時間4日)、3Aウースターの一員としてシラキュース戦に「2番左翼」で先発出場し、3打数1安打だった。リハビリ2戦目で快音を響かせると、4度の守備機会も無難にこなした。試合前には2日連続で一塁手としての守備練習にも参加。昨年10月に受けた右肩手術の影響で負傷者リスト(IL)入りしているが、復帰へ向けて力強く歩き出している。

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■復帰へ手応え「100パーセント」

前日の試合では「2番DH」に入り、2打数無安打1四球だった吉田。この日は「2番左翼」で先発し、3回の第2打席で外角カットボールを左前に運んだ。初回の第1打席は遊ゴロ、5回の第3打席は、やや打ち損じた形で三飛に倒れた。

リハビリ2戦目で快音を響かせた吉田は、左翼手としても4度の守備機会を無難にこなし、復調ぶりをアピール。地元メディア『MASS LIVE』のケイティ・モリソン=オデイ記者は「31歳のヨシダは2024年以来となる外野手としての先発出場を終えて、『100パーセントの状態』と語った」と伝えた。

また、ここ2日は試合前に一塁手としての守備練習にも取り組んでおり、実戦でのパフォーマンスとは別に注目を集めている。レッドソックスの一塁手は、5月2日(同3日)にトリスタン・カサス内野手が左膝の膝蓋腱断裂を負って以来、宙に浮いた状態。当時DHを務めていたラファエル・デバース内野手に一塁転向を依頼したものの拒絶され、結局デバースはジャイアンツへ移籍した。

■米メディア「彼は外せない」

左翼が本職である吉田を一塁手として起用するプランが浮上したのか。同メディアによると、アレックス・コーラ監督は「彼は今のところゴロを処理する練習をしているだけで、非常時に備えて慣れておこうとしているんだ。しばらく前から練習はしていたが、ここ(メジャーの現場)ではまだやっていない。こちらから頼んだら、彼はすぐに『いいですよ、やりますよ』と快諾してくれて、5分後にはファーストミットを注文して、すぐに捕球の練習を始めた」と説明したという。

その上で、同監督は「彼が一塁で先発出場することは想定していない。でも、緊急事態が起きた際には、少なくとも送球を受けたり、ゴロを止めたりすることはできるはずだ」とし、DHや左翼だけでなく、一塁手としてもプレーする可能性に含みを持たせた。

米メディア『Athlon Sports』は、メジャー復帰が近づく吉田について「もし彼をフィールドに戻し、ラインアップに加えることができれば、それは大きな助けになる。キャリアを通じてOPS+が112の打者で、攻撃面では多くの希望を見せてきた。今のレッドソックス打線は、彼のような打者を外しておけるほどの力はない」と指摘した。

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