
今季ここまで20本塁打、OPS1.042と躍動するドジャースの大谷翔平投手。米メディア『スポーツ・イラストレイテッド』は米トレーディングカード製造企業「トップス(TOPPS)」が発行する大谷のプロ野球選手カードについて「今月は7桁台(約1億438万円以上)の売上はなかったものの、市場は依然として上昇傾向にある」と指摘。「最近の高額取引は、ホビーにおけるオオタニの強さを物語っている」と大谷人気による市場価値の高騰について報じた。
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■ナ・リーグMVP候補&二刀流復帰で「まだ成長の余地があるかもしれない」
『スポーツ・イラストレイテッド』によると、5月に取引された最高額は「2024 Topps Transcendent Collection Superfractor Auto 1/1」で、5月17日(日本時間18日)に18万9100ドル(約2720万円)で売却された。
また、「2025 ボウマン-大谷翔平アニメ 1/1 レアスーパーフラクターBA-27-Wow」という大谷のアニメ風イラストのカードは1万6629ドル(約239万円)で落札されている。
さらに、エンゼルス時代の2018年製の打者・大谷のサイン入りカードは価格の上昇幅が凄まじい。2024年後半に売れた過去2回の落札額は、3万4000ドル(約489万円)と4万5600ドル(約656万円)で、今年5月23日(同24日)には8万1000ドル(約1165万円)の最高値で取引成立。このカードは2020年以降で25回落札歴があり、売却額には「1145ドル(約16.5万円)から8万1000ドル」と約71倍のが生じている。
同じく、2018年製の投手・大谷のサイン入りカードは、今季3月以前の最高額は4万6227ドル(約665万円)であったのに対し、3月には7万2000ドル(約1036万円)で落札。さらにその後7万7500ドル(約1115万円)の過去最高額で落札されている。
トレンディングカードの市場価値や価格の変動を追跡する「Card Ladder(カードレーダー)」によると、大谷の先月の成長率は脅威の「+7.56%」だった。
同メディアはトレンディングカードでも驚異的な成長幅を見せる大谷について「ショウヘイ・オオタニは、まさにホビー界のスター選手と言えるでしょう」と絶賛。今季もナ・リーグMVP候補に名を連ね、二刀流復帰に向けて準備を進める大谷に対し、「驚くべきことに、まだ成長の余地があるかもしれない」と今後のさらなる成長にも期待を寄せた。
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