【MLB】スキーンズ獲りへ、パイレーツが「NO」と言えないトレード案とは……ドジャースの場合はパヘス、ラッシング、ナックが交換要員 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】スキーンズ獲りへ、パイレーツが「NO」と言えないトレード案とは……ドジャースの場合はパヘス、ラッシング、ナックが交換要員

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【MLB】スキーンズ獲りへ、パイレーツが「NO」と言えないトレード案とは……ドジャースの場合はパヘス、ラッシング、ナックが交換要員
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米スポーツメディア『The Athletic』は28日(日本時間29日)、「パイレーツポール・スキーンズ投手をトレードで出したくない。しかし、球団はこの5つの有望株パッケージを比較検討せざるを得ない」と題して、記事を公開。現時点で若き剛腕の放出はないと考えられているが、同メディアはパイレーツ側が拒否できないオファー内容を5つ提案した。このトレードプランにはドジャースも含まれている。

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■パ軍を翻意させることができる5球団

スキーンズのトレード話に関しては、「複数球団がパイレーツに問い合わせを行った」と米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者が報じたことで過熱。しかし、ベン・チェリントンGMが22日(同23日)になり、この噂を正式に否定。放出についても、「球団内で話題にもなっていない」と一蹴した。

しかし、ナショナルズやレッズでGMを務めたジム・ボウデン氏は今回の記事で、「チェリントンGMは水面下で、スキーンズをトレードする予定はないと各球団に伝えている。しかし、それは問い合わせを一切聞かないという意味ではない。球団の将来を大きく変えるような圧倒的なオファーがあった場合に備えて、調査や検討を行う可能性までは否定していない」と説明した。

同氏はその上で、パイレーツの方針を変えることができる、それだけのトレードパッケージを組める5球団(カブス、レッドソックス、タイガース、メッツ、ドジャース)を選出。そして、“これならばパイレーツは断れない”というプランを提案した。

■成立なら「ド軍ローテは恐ろしい」

ドジャースの場合、昨季新人王を獲得するのに必要な交換要員は4人。ダルトン・ラッシング捕手、アンディ・パヘス外野手、ジャクソン・フェリス投手、ランドン・ナック投手の名前が挙がった。

同氏はこの人員について「ドジャースはパイレーツに対して長期的な捕手の解決策(ラッシング)と、左翼の補強(パヘス)を提供できる。この2人の加入によって、パイレーツ打線は今シーズンだけでなく今後数年にわたって強化されるだろう。フェリス(21歳)は、まだメジャー昇格の準備ができていないが、コマンドと制球が改善されれば、ローテーションのトップになれるだけの素材だ。ナックはすぐにパイレーツの先発ローテーションに加わることができ、スキーンズの実質的な代役となる」と説明。パイレーツ側のメリットを強調した。

そして、「一方、トレード成立後のドジャースは、ポストシーズン用の先発ローテーションとして、スキーンズ、ブレイク・スネル、ヨシノブ・ヤマモト(山本由伸)、ショウヘイ・オオタニ(大谷翔平)、そしてタイラー・グラスノーという顔ぶれを揃えることが可能になる。なんという恐ろしい陣容だ!」とし、充実のローテが実現できると訴えた。

同氏は最後、「この世界、絶対はない。移籍市場では何が起きても不思議ではない。ピッツバーグファンにとっては辛いかもしれないが、チームが再び名声を取り戻すための最善の道は、おそらくスキーンズをトレードすることだろう」と伝えた。

夏のトレード期限までにどんな移籍劇が生まれるのか、スキーンズの動向から目が離せないことは確かだ。

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