
卓球の世界一を決める「ITTF世界卓球選手権ファイナルズ・ドーハ大会(個人戦)」は23日、男子ダブルスの準々決勝が行われ、戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛工大)ペアはモハメド・エルベイアリ、ユセフ・アブデルアジズ(エジプト)ペアと対戦。ゲームカウント3ー0で勝利して銅メダル以上を確定させた。
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■第1Gのデュースを制し波に乗る
3回戦ではシンガポールペアをフルゲームの末に下し、ベスト8に勝ち進んだ戸上、篠塚ペア。メダル獲得をかけてエジプトペアとの大一番を迎えた。
第1ゲーム序盤は点を取りあうなか、篠塚のチキータや戸上のバックストレートなどで日本ペアが打開を図る。6-6から篠塚のサービス、戸上の3球目攻撃で仕留めるなど前に出た日本ペア。デュースを12-10でものにしてゲームを奪う。
第2ゲームも連続ポイントで日本ペアが主導権を握る。篠塚の台上での技術や戸上の強打でポイントを重ねると、7-3からは篠塚のサービスを軸に2ポイントを奪い、そのままゲームポイントを握る。そのまま11-3で奪い切り、王手をかける。
第3ゲームも序盤に日本ペアが4-1でリードを広げたところ相手ペアがタイムアウト。その後も戸上、篠塚の好連携が光った日本ペアがマッチポイントから戸上のバックが決まり、11-5でストレート勝ちを収めた。
ベスト4進出を決めた戸上、篠塚ペアは銅メダル以上が確定。戸上はトルルス・モーレゴード(スウェーデン)と戦うシングルスの準々決勝を残しており、2種目でのメダル獲得にも挑む。
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