
MLB公式サイトは14日(日本時間14日)、「打者パワーランキング」を更新。「最新版ではニューヨークとロサンゼルスのスター選手たちが輝きを放っている」とし、ヤンキースやメッツ、ドジャースの強打者が上位に名を連ねた。
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■歴史的な快進撃を続けるジャッジ
MLB公式サイトのデータチームが選出する恒例の強打者ランキング。開幕から2カ月ほどが経ち、今回は順位が大きく変動した。
ただ、1位に関しては不動。ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手が今回もトップの座を守った。
同サイトは「ジャッジは歴史的な快進撃を続けており、ランキングのトップの座をがっちりとキープした。現在も打率.400を超えており、ほぼすべての打撃指標でメジャー1位に立っている」と説明。打率、本塁打、打点の三冠部門だけでなく、出塁率、長打率、OPSなどでも軒並みトップになっていると紹介した。
そして、2位に入ったのはドジャースの大谷翔平投手。同サイトは、前回4位からの躍進について「ショウヘイは絶好調で、3年連続のMVPを狙っているようなプレーを見せている。今シーズンの成績は、(現地13日時点で)打率.302、12本塁打、10盗塁、OPS1.035、そしてメジャー最多の44得点を記録している。ここまでで本塁打と盗塁の両方で2ケタに達しているのは、ショウヘイのほかにはカブスのカイル・タッカー外野手とピート・クロウ=アームストロング外野手の2人だけだ」と指摘した。
■3位には圏外からフリーマン
その上で、「昨年の50-50(50本塁打、50盗塁)という歴史的シーズンの後、2025年も40-40(40本塁打、40盗塁)ペースで進んでいる」と称賛した。
3位は前回圏外だった大谷の同僚、フレディ・フリーマン内野手がジャンプアップで登場。4、5位はメッツ勢が続き、4位には前回2位だったピート・アロンソ内野手が入り、5位には圏外からフアン・ソト外野手が飛び込んで来た。
6位は前回7位だったレッドソックスのアレックス・ブレグマン内野手で、7位は前回3位からダウンしたロイヤルズのボビー・ウイットJr.内野手、8位も前回5位からダウンしたパドレスのフェルナンド・タティスJr.外野手という並びになった。
そして、9、10位はいずれも圏外からの登場。9位はフィリーズのカイル・シュワーバー外野手で、10位はメッツのフランシスコ・リンドーア内野手となった。
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