【MLB】山本由伸&千賀滉大が繰り広げる防御率争い ナ・リーグ1・2位浮上で席巻、日本史上初の偉業に膨らむ期待 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】山本由伸&千賀滉大が繰り広げる防御率争い ナ・リーグ1・2位浮上で席巻、日本史上初の偉業に膨らむ期待

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【MLB】山本由伸&千賀滉大が繰り広げる防御率争い ナ・リーグ1・2位浮上で席巻、日本史上初の偉業に膨らむ期待
  • 【MLB】山本由伸&千賀滉大が繰り広げる防御率争い ナ・リーグ1・2位浮上で席巻、日本史上初の偉業に膨らむ期待

メッツの千賀滉大投手は7日(日本時間8日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に今季7度目の先発。6回89球を投げ、2安打4奪三振無失点の好投で4勝目を挙げた。

千賀はこれで規定投球回に到達し、防御率1.16でドジャースの山本由伸投手に続く2位。日本選手では初の最優秀防御率獲得にも期待が膨らむスタートを切っている。

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■ダルビッシュが唯一の最多勝

千賀はレギュラーシーズンで1試合の登板に終わった昨季を経て、メジャー3年目は開幕からメッツのローテーションの一角を担う。7度目の登板となったダイヤモンドバックス戦でも順調にアウトを積み重ねて無失点。6回表に主砲のフアン・ソト外野手に先制の6号ソロが生まれ、4勝目に繋がった。

千賀はこの試合を終えた段階で38回2/3を投げて規定投球回に到達。8日(同9日)に先発する山本の0.90に続く1.16で2位につけた。開幕から1カ月以上が経過したなか、ナ・リーグの防御率争いを日本選手がリードしている。

なお、歴代の日本人メジャーリーガーでは野茂英雄氏がドジャース時代の1995年とレッドソックス時代の2001年に最多奪三振を獲得。パドレスのダルビッシュ有投手はレンジャーズ時代の2013年に最多奪三振、カブス時代の20年にはコロナ禍による短縮シーズンながら最多勝を獲得している。防御率のタイトルはまだ獲得しておらず、山本と千賀には日本選手史上初の偉業にも期待が高まってくる。

山本は3、4月の月間MVPに輝くなど、サイ・ヤング賞も視界に入るスタートを切っており、メジャー移籍初年度の2023年にリーグ2位の防御率2.98を記録した千賀も完全復活の気配を見せる。ナ・リーグで旋風を起こす日本投手2人によるハイレベルな争いには引き続き注目が集まる。

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