
ナ・リーグ西地区のドジャースは6日(日本時間7日)、敵地ローンデポパークでのマーリンズ戦に4-5で敗戦。3連戦の対戦カードを1勝1敗とした。劣勢から大谷翔平投手の本塁打などで一時リードを奪うも、2番手ルイス・ガルシア投手が捕まり延長戦に。最後はサヨナラ負けで接戦を落とした。
米記者は、開幕から酷使が続くブルペン陣の負担増加を懸念。今後の起用に不安を示した。
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■延長戦をものにできず……
試合は初回、フレディ・フリーマン内野手の適時打で先制するも、5回裏にリアム・ヒックス捕手に逆転2ランを被弾。直後の6回表、大谷の10号ソロで追いつくと、再びフリーマンが一発を放って勝ち越し。その裏にマーリンズが2点を返し再逆転、7回表には大谷の適時打でまたも同点に。終盤までもつれるシーソーゲームとなった。
ドジャース先発のトニー・ゴンソリン投手は、5回4安打2失点8奪三振の好投。一時勝ち投手の権利も転がり込んだが、2番手ガルシアが1回3安打2失点と振るわず。
以降もアレックス・ベシア、アンソニー・バンダ、タナー・スコットとつぎ込んで無失点で繋いだものの、延長戦でJ.P.ファイアライゼンが捕まってサヨナラ負け。接戦をものにできなかった。
■先発陣が手薄、ロバーツ監督の継投も影響か
ドジャース専門ポッドキャスト『Inside the Ravine(インサイド・ザ・ラビーン)』のホストを務めるブレイク・ハリス記者は、敗戦を受けて自身のXに「このブルペンは6月までに完全に潰れるだろう」と投稿。今季ここまで、メジャー全30球団最多の157イニングを投げているリリーフ陣の疲弊に懸念を示した。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、就任当時から“マシンガン継投”を好む指揮官として知られている。今季も1試合平均「4.9人」の投手起用は30球団最多。先発陣に故障者が相次ぐ中でのやりくりが、夏場へ向けてどのような影響を及ぼすのか。
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