
今季のMLBは、各球団30試合前後を消化した。順当な滑り出しを見せた昨季王者ドジャースに、強力打線で快進撃を見せるカブス、思わぬ苦戦から巻き返しを図るブレーブス、歴史的なペースで敗戦を積み重ねるロッキーズなど、各球団で早くも明暗が分かれ始めている。
復活を期すベテランに、飛躍を予感させる若手の躍動も連日話題に。ここでは、今週とりわけ光ったメジャーリーガーのスーパープレーをピックアップする。
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■昨季“GG賞”バーショが転倒も……
19日(日本時間20日)のブルージェイズ戦。中堅のドールトン・バーショ外野手が、打球を背走中に転倒。あわや長打かと思われたが、地面を転がりながらも左手のグラブを差し出して見事にキャッチ。実況席からは「クレイジーだ」と拍手が巻き起こった。28歳のバーショは昨季、ア・リーグトップクラスの守備範囲を武器に初のゴールドグラブ賞に輝いた。
■マリナーズのキャプテンが芸術的なグラブトス
4月27日(同28日)のマリナーズ戦。チームのキャプテンを務めるJ.P.クロフォード内野手が、遊ゴロをダイビングキャッチ。態勢が立て直せないと見るや、すぐさま定位置にいた二塁手へグラブでロングトス。間一髪で打者走者を仕留めるスーパープレーを見せた。
■Dバックス「GENO」が1試合4連発の離れ業
4月26日(同27日)のダイヤモンドバックス戦。「6番三塁」で先発出場したエウヘニオ・スアレス内野手が、MLB史上19人目の快挙となる4打席連続本塁打を放った。2024年にマリナーズから加入したスラッガーは、三振こそ多いものの当たった時のパンチ力はピカイチ。ファーストネームからとった「GENO(ジーノ)」が愛称でファンからの人気も高い。ダイナミックな三塁守備も魅力だ。
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