【MLB】故障癖変わらず、グラスノーへの投資は「現時点では失敗」と地元メディア ドジャースのブルペン負担増を懸念「指揮官の頭痛の種に」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】故障癖変わらず、グラスノーへの投資は「現時点では失敗」と地元メディア ドジャースのブルペン負担増を懸念「指揮官の頭痛の種に」

新着 ビジネス
【MLB】故障癖変わらず、グラスノーへの投資は「現時点では失敗」と地元メディア ドジャースのブルペン負担増を懸念「指揮官の頭痛の種に」
  • 【MLB】故障癖変わらず、グラスノーへの投資は「現時点では失敗」と地元メディア ドジャースのブルペン負担増を懸念「指揮官の頭痛の種に」

米メディア『ドジャース・ビート』は1日(日本時間2日)、タイラー・グラスノー投手についての記事を投稿。故障が絶えない右腕に投資したドジャースに苦言を呈した。

グラスノーは開幕序盤こそ好投を見せていたが、下肢のけいれんや右肩の炎症などで4月28日(同29日)に負傷者リスト入り。過去メジャー9年間で規定投球回到達はなく、高いポテンシャルとは裏腹に「耐久力の低さ」を指摘され続けていた。

◆前田健太の“事実上戦力外”をドジャース地元メディアも報道「37歳の彼をLAへ迎え入れますか?」 2016年から4年間所属

■故障が絶えないキャリア

グラスノーは、2011年のドラフト5巡目全体152位でパイレーツに入団。16年にメジャーデビューを果たし、18年途中にレイズへ移籍。翌19年に12先発で6勝1敗、防御率1.78と頭角を現したが、21年に右ひじの側副靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)で長期離脱。本格復帰の23年に21先発で初の二桁10勝、防御率3.53の好成績を残した。

ドジャースへ加入した昨季は開幕戦に登板するなど、22先発で9勝6敗、防御率3.49、168奪三振をマーク。初のオールスター出場を果たしたものの、8月16日(同17日)に右肘腱炎で負傷者リスト入り。チームがワールドシリーズ制覇を果たす中で戦列復帰は叶わなかった。

■規定投球回到達はなし

今季も初登板で5回無失点と順調な滑り出しを見せたが、4月20日(同21日)には原因不明の下肢のけいれん、4月27日(同28日)には右肩の炎症で早期降板。飛躍が期待されたメジャー10年目でも、故障癖は改善されなかった。

米メディア『ドジャース・ビート』は1日(同2日)、「フリードマン編成部長はタイラー・グラスノーに賭けたが、現時点では失敗に終わっている」と題して記事を投稿。「グラスノーの故障と早期降板により、すでに過重労働のドジャースのブルペン(リーグ最多の136イニングを投げている)はさらに負担を強いられている。これによりロースター調整が行われ、デーブ・ロバーツ監督にとって大きな頭痛の種になっている」と苦言を呈した。

現在31歳のグラスノーは、昨季の年間134イニングがキャリアで最多。100イニングを超えたのが2018年、23年、24年の3度のみで先発投手としては心許ない。新加入のブレイク・スネル投手も左肩の炎症で離脱している現状、強力打線とブルペンの奮闘でどこまで持ちこたえられるのか。

◆超人気ドジャース、観客動員数がついに「1試合平均5万人超え」 球団史上初の“年間400万人”が現実的に

◆大谷翔平、4月は堅実スタートも……全打者トップの「打撃精度」 昨季を超える“強さと正確さ”が浮き彫りに

◆ドジャースが首位通過、4月はNL西地区が大混戦に 4球団が勝ち越しも……一人負けロッキーズは早くも「借金20」

《SPREAD》
page top