
ヤンキースは29日(日本時間30日)本拠地でブルワーズと対戦し、20-9で大勝を収めた。球団新となる9本のホームランショーが展開されたなか、主役を演じたのがアーロン・ジャッジ外野手。昨年のMVP選手の活躍に称賛の声が寄せられている。
◆【実際の映像】ジャッジが初回に見せた離れ業 ゴールドシュミット、ベリンジャーに続く左翼への特大の今季1号
■初回に見せた3者連続本塁打
この試合に「3番右翼」で先発出場したジャッジが、記録的な打撃戦となった試合で初回から見せた。
無死走者なしで迎えた初回の第1打席、相手先発のネスター・コルテス投手の初球のカットボールを捉えると、打球速度115.0マイル(約185.1キロ)の打球が飛距離468フィート(約142.6メートル)で左翼スタンドへ一直線。ポール・ゴールドシュミット内野手、コディ・ベリンジャー外野手に続く圧巻の3者連続本塁打で試合をスタートさせた。
さらに、無死満塁で迎えた3回裏の第3打席ではコナー・トーマス投手の4球目のカットボールを今度は左中間スタンドへ運ぶ。打球速度99.4マイル(約160.0キロ)、飛距離396フィート(約120.7)のグランドスラムとなった。
ジャッジの猛打はさらに続き、4回裏の第4打席でも2死二塁からトーマスの2球目のチェンジアップを中翼スタンドへ。圧巻の1試合3発にベンチのチームメイトは驚きの表情を見せ、本拠地ヤンキースタジアムは熱狂の渦に包まれた。
ヤンキースが球団新となる9本のホームランを放ったなか、主役を演じたジャッジに称賛の声が寄せられる。米スポーツ専門局『ESPN』の番組『スポーツ・センター』は「ジャッジとヤンキースがブロンクスで歴史的な1日を過ごす」とつづると、MLB公式のXでも「アーロン・ジャッジが本塁打3本。あなたは本気ですか?」とその衝撃を伝えている。
ジャッジはこの日二塁打も放つなど、6打数4安打3本塁打8打点の大暴れ。ヤンキースが記録的大勝を見せたなか、昨季のMVPが本領を発揮した。
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AARON JUDGE!!! BACK-TO-BACK-TO-BACK ON THREE PITCHES WHAT pic.twitter.com/7suBYwlSNC
— Talkin' Yanks (@TalkinYanks) March 29, 2025
AARON JUDGE GRAND SLAM. pic.twitter.com/I7EpM42x6S
— MLB (@MLB) March 29, 2025
AARON JUDGE.
THREE HOME RUNS.
ARE YOU SERIOUS?! pic.twitter.com/XsvEP6dNvO— MLB (@MLB) March 29, 2025