
マリナーズの藤浪晋太郎投手は21日(日本時間22日)、ロイヤルズとのオープン戦に6番手で登板。1死から安打と暴投、四球も絡みピンチを招いたものの、併殺打で乗り切り1回1安打1四球無失点に抑えた。ここでは、MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』で全14球の球種割合を振り返る。
◆“制球難”の藤浪晋太郎、投手王国マリナーズが示した驚くべき再生プランとは? 「同じ身長のエース右腕が最高のお手本に」
■『Baseball Savant』の公式データ詳細

藤浪晋太郎、全14球の投球割合【3月22日】 MLB公式『Baseball Savant』より引用 作成:SPREAD編集部
この試合、藤浪の球種割合は全14球のうちフォーシームとスプリットが6球ずつ、カットボールが2球。フォーシームの最速は98.9マイル(約159.1キロ)で、平均回転数が2040rpm(最大2164/最少1836)を計測。これは、開幕第2戦の佐々木朗希投手とほぼ同水準(平均2058rpm)。オープン戦で何度か試していたシンカーは投じなかった。
全14球中ストライクは6球。フォーシームの制球に苦しんだが、スプリットで空振りを奪うなど粘りの投球で無失点に抑えた。オープン戦7登板で失点は1試合のみ。走者を許すケースが多く、WHIP1.80となっている。
◆“制球難”の藤浪晋太郎、投手王国マリナーズが示した驚くべき再生プランとは? 「同じ身長のエース右腕が最高のお手本に」
◆ドジャースとは大違い、マリナーズ経営陣の“出し渋り”に不満爆発 両球団所属のターナー「儲かっているのに、彼らは金を使わない