【NBA】史上初5万得点を達成したレブロン、長く活躍できる理由とは……「プロセスを愛すること」 “相棒”ドンチッチ「7万得点いくかも」と称賛 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【NBA】史上初5万得点を達成したレブロン、長く活躍できる理由とは……「プロセスを愛すること」 “相棒”ドンチッチ「7万得点いくかも」と称賛

スポーツ 短信
【NBA】史上初5万得点を達成したレブロン、長く活躍できる理由とは……「プロセスを愛すること」 “相棒”ドンチッチ「7万得点いくかも」と称賛
  • 【NBA】史上初5万得点を達成したレブロン、長く活躍できる理由とは……「プロセスを愛すること」 “相棒”ドンチッチ「7万得点いくかも」と称賛

レイカーズレブロン・ジェームズが、また新たな偉業を達成した。4日(日本時間5日)の本拠地ペリカンズ戦に先発出場し、NBA史上初となる通算5万得点(レギュラーシーズンとプレーオフの合計)を達成した。

試合は136ー115でレイカーズが勝利し、今季初の7連勝。39勝21敗でウェスタン・カンファレンス2位をキープした。米スポーツ専門局『ESPN』などが伝えている。

◆【実際の映像】「通算5万2得点目だ!」レブロン・ジェームズ、“通算5万得点”達成の瞬間……本拠地ファン総立ちの大歓声、現地実況も大絶叫!

■「本当に恵まれていると感じる」

レブロンは2日(同3日)のクリッパーズ戦を終えた段階で、レギュラーシーズン4万1837得点、プレーオフ8162得点をマークしていて、通算5万得点まで残り「1」に迫っていた。

そして、王手をかけて迎えたペリカンズ戦。伝説の瞬間が訪れたのは、第1Q残り8分34秒。ルカ・ドンチッチのパスから3ポイントシュートを成功させ、5万得点をクリアした。

この日は34得点、8リバウンド、6アシストをマークするなど大活躍。通算得点を5万33点にまで伸ばし、チームを7連勝に導いた。

試合後、コート上でインタビューを受けたレブロンは「ものすごい得点数だね。世界最高のリーグで、世界最高の選手たちとともに、キャリアを通じてこれだけ多くの得点を積み重ねることができたことを、本当に恵まれていると感じている。とても特別なことだ」と自身の大記録について語った。

また、この試合で30得点15アシストのダブルダブルをマークしたルカ・ドンチッチも“スーパーデュオ”を形成する相棒を称賛。「本当にすごい。40歳という年齢で、あれだけのプレーを続けているのは、ただただ信じられない。5万得点なんて、どれだけすごいことか言葉では説明できないよ。もしかしたら7万得点に到達するかもしれないし、(どこまで記録を伸ばすのか)誰にも想像つかないね」と話した。

■40歳になっても衰え知らず

40歳になってからの28試合で、レブロンは平均26.4得点(フィールドゴール成功率54.1%、3ポイント成功率42.3%)、8.2リバウンド、8.1アシストを記録しているが、この数字はMVPを獲得した2012-13シーズンと比較しても遜色ないもの。当時ヒートでマークしたのは、平均26.8得点(フィールドゴール成功率56.5%、3ポイント成功率40.6%)、8.0リバウンド、7.2アシスト。現在も20歳代と同様のパフォーマンスを発揮し続けていることになる。

5万得点をクリアしたことを含め、長く活躍できる理由についてレブロンは「プロセスに対する愛を失わないことだ」とした。「毎年プロセスを愛することが一番難しい。シーズンが長いことは分かっている。82試合あり、そのうち41試合はアウェイだ。移動も多い。そして年齢を重ねるごとに、その影響も変わってくる。家族がいれば、また違った影響もある。だからこそ、そのプロセスを愛し続けること、(試合までの)過程から気持ちが離れないようにすることが最も難しいんだ」と説明した。

試合でのプレーだけにフォーカスするのではなく、そこに至るまでの練習や身体のケア、戦術の理解、移動への備えや精神的重圧との闘いといったすべてのプロセスに向き合うことを大切にし、それに対応する情熱を持ち続けることが重要だと説いたキング。まだまだ第一線で活躍しそうだ。

◆【実際の映像】「通算5万2得点目だ!」レブロン・ジェームズ、“通算5万得点”達成の瞬間……本拠地ファン総立ちの大歓声、現地実況も大絶叫!

◆レイカーズが誇るドンチッチとレブロンのスーパーデュオは……米メディア「完璧にフィットした」と評価 八村塁も「これから楽しくなる」

◆「対策不可能」ペイサーズ指揮官、レブロンとドンチッチのスーパーデュオに白旗 「我々ができることは……負け方を決めるだけ」

《SPREAD》
page top