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ドジャースが11日(日本時間12日)、フリーエージェント(FA)となっていたクレイトン・カーショー投手と再契約に合意したと米複数のメディアが報じた。
ドジャース一筋で212勝を挙げてきたレジェンド左腕について、地元メディアが現状を伝えている。
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■昨季は7試合の登板で手術
カーショーは2008年にメジャーデビューして以来、3度のサイ・ヤング賞に輝くなどドジャースのエースとして長年君臨してきた。
36歳とベテランに差し掛かった24年はシーズン途中に復帰し、7試合の登板で2勝2敗、防御率は4.50の成績。8月下旬の登板を最後に再離脱し、オフに左足親指や左膝半月板などの手術を受けて、リハビリをしながら再契約を窺っていた。
そんななか、地元メディア『ドジャース・ネーション』は「クレイトン・カーショーが2025年シーズンの新契約に合意」と、米スポーツ専門局『ESPN』のアルデン・ゴンザレス記者の報道を引用する形で伝え、現状についても記されいる。
記事内では「クレイトン・カーショーはドジャースの施設でキャッチボールをしている」とレポートし、「彼とドジャースは新しい契約で合意はしたが、まだ身体検査は受けていない」とメディカルテストを受ける前の段階であると明かされている。
それでも記事内では「カーショーは2025年にドジャースで復帰したいと表明していた」とドジャースとの再契約を熱望していたこれまでのコメントが綴られており、「ワールドシリーズのパレードでカーショーは自ら『生涯ドジャース』を力強く宣言していた」と相思相愛で契約合意に至ったことがまとめられている。
なお、『ESPN』の報道によるとカーショーの復帰は6月ごろになるとのこと。3月には37歳を迎えるレジェンドが、新たに迎えるシーズンもドジャースで迎えることになる。
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