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卓球の「シンガポールスマッシュ2025」は6日、女子シングルスの3回戦が行われ、世界ランキング5位の早田ひな(日本生命)は同52位のリリー・チャン(アメリカ)と対戦。ゲームカウント3ー1で勝利して準々決勝進出を決めた。
日本勢一番乗りでベスト8進出を決めた早田が試合を振り返り、上位進出に向けても想いを述べている。
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■伊藤美誠とともに8強入り
2試合連続ストレート勝ちで3回戦を迎えた早田は、第1ゲームを幸先よく11-5で奪取すると、第2ゲームはリードを許したなか連続ポイントで11-7で取り切り試合を優位に運んだ。第3ゲームこそチャンに中盤以降離され奪われるが、第4ゲームを11-4で締めて、力を見せつけた。
早田は試合後に「2ゲーム目も4-7から7本連続で取って(ゲームカウント)2-0にできたんですけど、あそこの2ゲーム目はとられていてもおかしくなかったような試合」と振り返りつつ、「3ゲーム目は相手が戦術やテンポを変えてきたときの自分の調整が上手くできていなかったので、4ゲーム目そこを修正できたのは良かったかなと思います」と試合中の修正には手ごたえを示した。
早田は伊藤美誠(スターツ)とともに日本女子では8強入りを果たしたが、「久しぶりにシンガポールスマッシュでこういう結果を残すことができて嬉しい」と喜びを示しつつ、「ここまで来たら1試合でも2試合でも多く勝ち上がりたいので、しっかりコンディションを整えて頑張っていきたい」と上位進出に向けて意気込んだ。
早田は6日夜に行われる世界ランキング4位の陳幸同(中国)と同13位のベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)の勝者と準々決勝で顔を合わせる。
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