【MLB】「過小評価ベストナイン」にヌートバーを選出、公式サイトが示した「大ブレイクの可能性」 遊撃手部門には大谷翔平の同僚を指名 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「過小評価ベストナイン」にヌートバーを選出、公式サイトが示した「大ブレイクの可能性」 遊撃手部門には大谷翔平の同僚を指名

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【MLB】「過小評価ベストナイン」にヌートバーを選出、公式サイトが示した「大ブレイクの可能性」 遊撃手部門には大谷翔平の同僚を指名
  • 【MLB】「過小評価ベストナイン」にヌートバーを選出、公式サイトが示した「大ブレイクの可能性」 遊撃手部門には大谷翔平の同僚を指名

MLB公式サイトは4日(日本時間5日)、「過小評価ベストナイン」を発表。アンソニー・カストロビンス記者よる恒例企画で、「過去5年間オールスター・ゲーム選出なし」「MVP、サイ・ヤング賞、新人王の受賞経験なし」「シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞の受賞経験なし」などの条件を満たす選手たちの中から選ばれる。今回もラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)、ミゲル・ロハス内野手(ドジャース)ら好選手が選出された。

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■負傷多く「本当に不運」

個人タイトルには無縁であり、ビッグネームと呼ぶには少し気が引ける。しかし、間違いなく優れたパフォーマンスを発揮している好選手……そんなグループの中から選出されるのが「過小評価ベストナイン」になる。

今回、その右翼手部門にヌートバーが選ばれた。カストロビンス記者は「彼は今季、左翼や中堅でプレーする時間が多くなるかもしれない。しかし、これまで右翼手として過ごすことが多かったため、今回は右翼手部門で選んだ」と前置き。

その上で「27歳のヌートバーはケガによって本当のブレイクを果たせずにいる。過去2シーズンでは、スライディングした際やフェンスにぶつかった際、さらにはバットを振っただけでケガしたこともある。これは本当に不運だ。しかし、健康な状態でフィールドに立った時の彼は、素晴らしい打席を送っている」と紹介した。

そして、打球速度やハードヒット率、四球率、ボール球スイング割合の少なさなど、数々の打撃指標でメジャー上位に位置していることに着目。「これらのデータは、彼が近いうちに大ブレイクを果たすということを示している。ただし、フェンスにぶつかるのをやめることができればだが……」とし、真のスターへの道はコンディション次第と言及した。

■「一流の守備は健在」

そして、遊撃手部門にはロハスを選出。今季ドジャースはムーキー・ベッツ内野手を遊撃手で起用する予定のため、ロハスの出番は限定的になると予想されている。「それでも2024年のロイ・キャンパネラ賞(ドジャースの選手やコーチたちが投票し、殿堂入り捕手であるロイ・キャンパネラの精神とリーダーシップを最も体現した選手に贈られる)を受賞したことは見逃せない」と主張。そして「現在はユーティリティープレーヤーとしての役割が最適かもしれないが、一流の守備技術は健在であり、しっかりと与えられた役割を果たせる」とし、「この尊敬すべきベテラン選手にもう少しスポットライトを当てよう」と訴えた。

なお、今回の「過小評価ベストナイン」は以下の通り。捕手シェイ・ランゲリアーズ(アスレチックス)、一塁手ビニー・パスカンティーノ(ロイヤルズ)、二塁手グレイバー・トーレス(タイガース)、三塁手ジェイク・バーガー(レンジャーズ)、遊撃手ロハス(ドジャース)、左翼手テイラー・ウォード(エンゼルス)、中堅手J.J.ブレデイ(アスレチックス)、右翼手ヌートバー(カージナルス)、先発投手マイケル・ワカ(ロイヤルズ)、救援投手タイラー・ホルトン(タイガース)となった。DHは該当者なし。

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