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大谷翔平投手はエンゼルス時代の2023年に44本塁打を放ち、日本選手では史上初のホームラン王のタイトルを獲得。さらに、ドジャースへ移籍した24年も54本塁打、130打点で二冠に輝くなど、メジャーでも指折りのスラッガーとして名を刻んでいる。
そんな大谷がここ数年記録しているスタッツが脚光を集め、名打者とともに注目されている。
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■年々見せる打者としての進化
大谷は2021年に初めて規定打席に到達し、46本塁打をマーク。以降4年連続で30本塁打以上を記録し、23年からは2年連続打率3割超えを達成するなど打者として進化を遂げている。
MLB公式のサラ・ラングス記者が公式放送局『MLBネットワーク』を引用する形で紹介したのが、過去4シーズンでの通算出塁率が.355を超えた選手たち。年間400打席以上のリストに並んだのが、アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)、フレディ・フリーマン内野手(ドジャース)、フアン・ソト外野手(メッツ)、ブライス・ハーパー内野手(フィリーズ)、ナサニエル・ロウ内野手(ナショナルズ)、そして大谷の6人。メジャーを代表する面々が名を連ねている。
なお、大谷は2021年に.372を記録したのを皮切りに、22年は.356、23年は.412と4割を超えた。そして、24年も.390を記録してナ・リーグ首位に立ち、四球も106でトップに立ったカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に続く81で2位にランクイン。出塁率の高さが日本選手シーズン最多を更新する59盗塁と史上初の「50-50(50本塁打50盗塁)」につながった側面はあるだろう。
メジャーを代表する選手のリストに名を連ねた大谷。打者として年々完成度を高めるなか、新たに迎えるシーズンでも高出塁率を維持できるかは注目が集まる。
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