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MLB公式サイトは27日(日本時間28日)、「新たな有望株トップ100のベストツールはこれだ」と題した記事を公開。2025年のトップ100に選出された有望株の中から、とりわけ優秀な選手たちの武器に注目。ドジャース入団の佐々木朗希投手は、決め球のスプリットが取り上げられた。
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■圧倒的な空振り率を評価
同サイトでは、2025年の有望株トップ100選手が得意とする武器を20-80(50が平均値)で評価。佐々木の決め球スプリットは、最高の「グレード80」を獲得。「100マイル超えの速球は、アメリカでファンの注目を集めること間違いなしだが、本当の野球マニアが注目すべきは彼の88~90マイルのスプリッターだ」と称えた。
記事では佐々木のスプリットを、「この球種は太平洋の両岸でスカウトたちを驚かせてきた。オフスピードの球種としては非常に速く、しばしば真っ直ぐに落ちる。スプリットやチェンジアップに典型的な腕の動きがほとんど見られない点が特徴だ。2024年の日本プロ野球では57.1%の空振り率を記録。メジャーリーグで昨季この数字を超えたのは、レッズのフェルナンド・クルーズ(59.3%)だけ」と、その支配力に着目した。
23歳の天才右腕は、世界最高峰の舞台でどのような輝きを放つのか。世界中から視線が注がれている。
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