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ポスティングシステムで米球界移籍を目指していた佐々木朗希投手が22日(日本時間23日)、ドジャースとマイナー契約を結んだ。同日に本拠地で入団会見を行い、いよいよメジャーリーグでの新たな挑戦が始まった。
佐々木のドジャース入団を受けて、米データサイト『ファングラフス』は成績予想を更新。1年目からの二桁勝利は変わらない一方で、イニング数はやや下方修正された模様だ。
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■豊富な先発陣で登板数が減少か
米データサイト『ファングラフス』の成績予測システム「Steamer(スチーマー)」は、佐々木のデビューイヤーを24先発で139イニングに登板し、10勝6敗、防御率3.30と算出。被打率.214、179奪三振、奪三振率11.61、勝利貢献度を示す指標「WAR(Wins Above Replacement)」は3.4と予想した。
佐々木争奪戦が最終段階を迎えていた時点では、負け数と先発数がともに2つ多かったが、ドジャース入団で修正されたと見られる。防御率は「3.19→3.30」へとやや悪化。直近3年間のドジャースタジアムは全30球場で2番目に本塁打が出やすく、本拠地の特色が反映された可能性もある。
大谷翔平、山本由伸らと形成するメジャー最強のローテーションには、大きな期待が寄せられている。強力打線の援護を受けて、どこまで勝ち星を伸ばせるかも注目だ。
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