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JRAは18日、第72回日経新春杯(GII、芝2200m)の前日最終オッズを発表した。
菊花賞4着のショウナンラプンタ(牡4、栗東・高野友和厩舎)が単勝5.4倍で1番人気、重賞2勝のメイショウタバル(牡4、栗東・石橋守厩舎)が単勝5.7倍で2番人気。
以下、サンライズアース(牡5、栗東・石坂公一厩舎)が単勝6.0倍で3番人気、ヴェローチェエラ(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)が単勝6.5倍で4番人気、サトノグランツ(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が単勝9.6倍で5番人気と、ここまでが10倍以下。
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■ハンデ重賞も格と勢いあれば上位堅実
オッズが割れる年がしばしばあり、今年も例年通りの様相だが、過去10年で1番人気が5倍以上ついた年はない。もっとも1番人気のオッズがついた年は2015年で4.0倍。その年は3番人気以内が全滅となった。
とはいえ、単勝オッズ9.9倍以下かつ5番人気以内馬は【8.7.6.26】と、好走馬30頭中21頭を占める。このうち前走GI5着以内馬は【3.2.0.1】勝率50.0%、複勝率83.3%、回収値は単勝156、複勝123と鉄板級。昇級戦組も【2.4.1.4】で狙いが立つ。菊花賞4着のショウナンラプンタとダービー4着のサンライズアースは好結果に期待できそうで、ヴェローチェエラも圏内。
単勝10.0~19.9倍は【2.1.2.15】で掲示板も多い。このうち、前走同クラス組で今回斤量減なら【1.1.1.4】複勝率42.9%を記録する。全体的に昇級戦組の台頭が目立つ本レースではあるものの、伏兵ゾーンなら前走OPクラス組で、今回斤量の恩恵を受けた馬なら好走率が高まるハンデ重賞だ。ホールネスは前走重賞で斤量減と、反撃は十分。
単勝30.0~99.9倍の穴馬も複数好走しており【0.2.2.30】。好走馬4頭の共通点は、前走ハンデ戦で54~55キロの斤量を背負い、今回も55キロ以下だったこと。これに該当すると、【0.2.2.8】複勝率33.3%、複勝回収値336を記録する。また、中京開催だった過去3年で見ると【0.2.1.5】と毎年1頭ずつ出現。マイネルメモリーは前走出遅れ。意外性のあるタイプで2度目のハンデ重賞で前進に期待してみても。
馬連は(13)ヴェローチェエラ-(14)ショウナンラプンタが10.8倍、3連複は(6)メイショウタバル-(13)ヴェローチェエラ-(14)ショウナンラプンタが29.9倍、3連単は(13)ヴェローチェエラ→(14)ショウナンラプンタ→(7)ホールネスが121.5倍で1番人気。
■18日・前日最終オッズ
人気 | 馬名 | 単勝 | 1 | ショウナンラプンタ | 5.4 | 2 | メイショウタバル | 5.7 | 3 | サンライズアース | 6.0 | 4 | ヴェローチェエラ | 6.5 | 5 | サトノグランツ | 9.6 | 6 | ホールネス | 10.5 | 7 | ロードデルレイ | 11.9 | 8 | タッチウッド | 14.7 | 9 | キングズパレス | 18.2 | 10 | マイネルエンペラー | 18.8 | 11 | バトルボーン | 26.8 | 12 | ヴェルトライゼンデ | 36.1 | 13 | サリエラ | 41.0 | 14 | ケイアイサンデラ | 59.2 | 15 | マイネルメモリー | 117.6 | 16 | プラチナトレジャー | 174.5 |
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※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。
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