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メッツのフランシスコ・リンドーア内野手が13日(日本時間14日)、敵地でのフィリーズ戦に「1番遊撃」で先発出場。6回表に適時打を放つなど、4打数2安打1打点の活躍を見せたが試合途中で交代。球団からは腰痛と発表された。米複数メディアが報じている。
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■ワイルドカード争いに欠かせない存在
リンドーアは今季147試合に出場し、打率.270、31本塁打、86打点、27盗塁、OPS.834の好成績。MLB公式のデータページ『Baseball Savant』によると、負担が大きい遊撃手としても優秀で、メジャートップタイのOAA(Outs Above Average)「+17」を記録。平均よりどれだけアウトを奪ったかを示す指標でも、抜群の存在感を示している。
米データサイト『ファングラフス』が独自に算出した勝利貢献度示す指標「WAR(Wins Above Replacement)」では、大谷翔平投手(ドジャース)の「7.0」を上回る、「7.3」をマークしており、オールスター以降、にわかにMVP候補のライバルとして名前が挙がるようになってきた。
この日試合に勝利したメッツは、現在81勝66敗でナ・リーグ2位。ワイルドカード圏内3位に留まっており、リンドーアの離脱は避けたいところ。今後のチームのゆくえも左右しそうだ。
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