【MLB】“剛腕クローザー”奪われたドジャース、パドレスに痛恨のサヨナラ負けで「5.5差」 米記者「信じられない逆転劇」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】“剛腕クローザー”奪われたドジャース、パドレスに痛恨のサヨナラ負けで「5.5差」 米記者「信じられない逆転劇」

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【MLB】“剛腕クローザー”奪われたドジャース、パドレスに痛恨のサヨナラ負けで「5.5差」 米記者「信じられない逆転劇」
  • 【MLB】“剛腕クローザー”奪われたドジャース、パドレスに痛恨のサヨナラ負けで「5.5差」 米記者「信じられない逆転劇」

ナ・リーグ西地区首位のドジャースは30日(日本時間31日)、敵地ペトコ・パークでの同地区2位パドレス戦に5-6で敗れた。9回裏2点リードでマウンドに上がったブレイク・トライネン投手が2被弾を喫して同点に。延長10回裏には、アレックス・ベシア投手が満塁のピンチを招き、痛恨のサヨナラ打を浴びた。

この日はトレード期限最終日で、獲得を目指していた剛腕クローザーのタナー・スコット投手をパドレスにさらわれたばかり。ゲーム差が「5.5」に縮まり、大補強を敢行したライバルの足音が徐々に近づいている。

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■9回2被弾、延長で敬遠策も実らず

試合は初回に、ドジャース打線が集中打で5得点。大谷翔平投手が四球で出塁し今季28個目の盗塁を決めると、ウィル・スミス捕手の中前打で繋ぎ、続くギャビン・ラックス内野手の犠飛で早々に1点を先制。なおも、アンディ・パヘス外野手の2点適時打とキャバン・ビジオ内野手の2ランも飛び出し大量リードを奪った。

投げては、先発のタイラー・グラスノー投手が7回6安打3失点8奪三振と奮闘。2点リードで試合を作り後続に託すも、ここからブルペン陣が凌ぎ切れず。

ドジャース2点リードの9回裏。3番手のトライネンが、パドレスの主砲マニー・マチャド内野手にソロ本塁打を浴びて1点差。さらに、新人のジャクソン・メリル外野手にも被弾して、あっさりと同点に。10回裏には4番手のベシアが1死満塁のピンチを招き、代打ドノバン・ソラーノ内野手に三塁線へのサヨナラ適時打を浴びた。

■課題のクローザー候補はパドレスへ

パドレスはこの日、ドジャースとの争奪戦を制してクローザー候補のスコットを獲得するなど、ブルペン陣をさらに強化。有望株は多数失ったものの、ドジャース追撃へ向けて万全の補強に成功した。

米メディア『ベースボール・アメリカ』のカイル・グレイザー記者は、「パドレスにとっての激動の一日を締めくくる信じられない逆転劇。サンディエゴはMLBの強豪チーム(ガーディアンズ、オリオールズ、ドジャース)と対戦し、過去9試合のうち8試合に勝利した」と、自身のXに投稿。トレード期限で精力的な動きを見せた、パドレスの一日を驚きとともに振り返っている。

これで、首位ドジャースと2位パドレスのゲーム差は5.5に。地区優勝のゆくえもわからなくなってきた。

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