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総合格闘技イベント「Yogibo presents 超RIZIN.3(スーパーライジン3)」は28日、さいたまスーパーアリーナにて開催され、全11試合が終了。
メインイベントを務めた第11試合は平本蓮が1ラウンド2分18秒KOにより朝倉未来を下した。
◆「一つの時代が終わった」朝倉未来の敗戦に格闘技ファンは失意 試合後の会見中止で去就は不明
■榊原CEO「このまま終わる男じゃない」
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(C)RIZIN FF
試合後、榊原CEOは大会を総括し、「朝倉未来 vs.平本蓮」について言及。
わずか1ラウンド2分18秒で決した試合を「儚くて切ない格闘技の魅力が凝縮された138秒」と表現した。
また、開始早々の会場の雰囲気について「PRIDEの時代より熱量は上だった。未来コールなのか、平本コールなのかわからない、あまり見たことがなく感じたことがない、スペシャルな瞬間だった」と両選手のファンの熱量を体感。
続けて「負けたら引退」と宣言していた朝倉の去就について問われると「未来にはこのまま終わってほしくないが……」としつつも「選手もだけどファンも、リアルな現実を受け止めてほしい」とも述べた。
また、試合後には朝倉と控え室前で会話し、「現実を受け止めていないのか、記憶が飛んでいるのかわからない」状態だったとし、最後に「時間をかけて話そう」と伝えたと振り返った。また、「これだけのファンを魅了し、どん底に突き落としておいて辞めるのか。このまま終わる男じゃない」とエールを贈った。
昨年7月「超RIZIN.2」のヴガール・ケラモフ戦、オープンフィンガーグローブで行われた11月「FIGHT CLUB」のYA-MAN戦に続き、朝倉はこれで3連敗。いずれも1ラウンドでの一本負け、KOとなった。RIZINフェザー級戦線を牽引してきた朝倉の動向に注目が集まる。
◆「絶対に復活すると思う」平本蓮、試合後も“朝倉未来像”は「変わらない」 引退してほしくない理由とは?