
ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地ジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場。8回の第5打席に4試合ぶりとなる今季31号を放ち、日米通算250号に到達した。
◆【実際の映像】「ポールに向かって……入ったー!」大谷翔平のスーパームーンショット31号に米実況も大興奮
■米実況「見失ってしまいました」
左肩手術で離脱していたサイ・ヤング賞3度のレジェンド、クレイトン・カーショー投手の復帰登板となった同戦。
4-4の同点で迎えた8回、ニック・アーメッド内野手の勝ち越しソロが出た直後、大谷の第5打席初球だった。大谷は相手4番手タイラー・ロジャース投手のスライダーにバットを合わせると、打球は空高く舞い上がり、右翼ポール際へスタンドイン。
今季31号は、打球速度112.6マイル(約181.2キロ)、飛距離360フィート(約109.7メートル)、打球角度は自己最高となる46度。日米通算250号を自ら祝う打ち上げ花火のような一発に、本拠地ファンは総立ちとなった。
大きな放物線を描いた大谷の一発に現地実況は「ボールが深い場所まで飛んだことはわかりましたが……見失ってしまいました」と打球のゆくえを見失ったことを明かし、「いつ落ちてくるんだ、といった感じでした」と、滞空時間の長い“ムーンショット”にあ然とした。
なお、約10カ月ぶりのマウンドに立ったカーショーは4回2失点で降板。白星はつかなかったが、試合は6-4でドジャースが勝利し、同カード4連戦を3勝1敗と勝ち越した。試合後、ドジャース公式のSNSでは、カーショーと大谷がハイファイブでチームの勝利を祝う模様が投稿され、多くのファンに拡散されている。
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Shohei Ohtani makes it back-to-back blasts as the @Dodgers regain the lead! pic.twitter.com/qZtyPfBXHV
— MLB (@MLB) July 25, 2024