【MLB】「体が言うことを聞いてくれない」大谷翔平と首位打者を争うイエリッチがIL入り 腰の手術で今季絶望の可能性も | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「体が言うことを聞いてくれない」大谷翔平と首位打者を争うイエリッチがIL入り 腰の手術で今季絶望の可能性も

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【MLB】「体が言うことを聞いてくれない」大谷翔平と首位打者を争うイエリッチがIL入り 腰の手術で今季絶望の可能性も
  • 【MLB】「体が言うことを聞いてくれない」大谷翔平と首位打者を争うイエリッチがIL入り 腰の手術で今季絶望の可能性も

ブルワーズは24日(日本時間25日)、ナ・リーグ打率トップに立っていたクリスチャン・イエリッチ外野手が、腰の炎症のため10日間の負傷者リスト(IL)入りしたと発表した。米スポーツメディア『ジ・アスレチック』は、手術に踏み切る可能性に言及し、その場合は今季中の復帰は難しいと伝えた。

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■今季2度目の離脱「フラストレーション感じる」

32歳のイエリッチは母方の祖父が日本人という日系3世。23日(同24日)終了時点で、打率.315(リーグ1位)を記録し、ドジャース大谷翔平投手と首位打者争いを繰り広げていた。

これまで首位打者を2回獲得(2018、19年)している好打者だが、腰の不調にはたびたび悩まされてきた。今季も4月中旬から5月にかけてIL入りしたが、『ジ・アスレチック』によると、腰の影響によりキャリア全体では4回ほど離脱しているという。

これまで手術に踏み切ったことはなく、安静により回復させてきた。しかし、同メディアの取材によると、関係者は「様々な選択肢があり、手術をした場合はシーズン終了を意味するかもしれない」と語ったとのこと。

イエリッチ自身も最近の症状悪化について「確かに良くない」と明かし、「選手というのは何かしら問題を抱えながらもプレーしているものだが、時にはそれができないことがある。そして、今の状況がまさにそれで、体が言うことを聞いてくれない。フラストレーションを感じる」と顔を曇らせた。

■指揮官嘆き「ゲレーロJr.を獲得すればいいのか」

トレード期限が今月30日(同31日)に迫る中で起きた首位打者の離脱。ナ・リーグ中地区で首位に立つチームにとっても影響は大きく、補強プランについても急きょ再考が求められる気配だ。

ブルワーズのパット・マーフィー監督は「どうしたらいいだろうか。ブラディミール・ゲレーロJr.を獲得すればいいのか。ただ、イエリッチがこのラインアップとクラブハウスで果たしている中心的役割を考えると、彼の代わりを務める選手がそんなにいるとは思えない。彼は我々にとって特別な存在であり、抜けるのは大きな損失だ」と嘆いた。

ナ・リーグ打率部門のトップに立っていたイエリッチだが、今回の離脱によって規定打席不足となり、ランキングから外れることになった。そのため、24日(同25日)の試合開始前時点で打率.314をマークし、打率2位につけていた大谷が繰り上がる形でリーグトップに浮上した。

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