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ドジャースの大谷翔平投手が23日(日本時間24日)、本拠地でのジャイアンツ戦に「1番DH」で先発出場。第3打席で2試合ぶりの安打となる2点適時二塁打を放ったほか、第5打席でも中前へ適時打を運んだ。
この日は「ウーマンズ・ナイト」として開催され、選手の登場曲はそれぞれのパートナーがチョイスした。試合は5-2でドジャースが快勝。後半戦5連勝とした。
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■“勝利確定曲”に乗り2本の適時打
第1、第2打席とも三振に倒れた大谷。しかし、2-1で迎えた4回2死一、三塁の第3打席で貴重な一打を放った。カウント1-1から右腕ジョーダン・ヒックス投手のスイーパーを捉えると、打球は右翼フェンスに当たり、2人の走者が生還。打球速度105.1マイル(約169.1キロ)を記録する適時二塁打となった。
大谷は第5打席でも快音を響かせた。4-1の8回2死一、三塁で右腕ランディ・ロドリゲス投手が投じた99.2マイル(約159.6キロ)の直球を中前に弾き返し、この日2本目の適時打をマークした。
この日は「ウーマンズ・ナイト」として開催され、登場曲は選手それぞれのパートナーが選んだ。大谷の場合は、真美子夫人が人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」の挿入曲「il vento d’oro(イルヴェントドーロ)」(作曲・菅野祐悟)を選曲。同曲は主人公が敵を倒す際に流れる曲で、“勝利確定曲”として人気があり、2021年にはTikTokでも大ブレイクした。特徴であるビート感に後押しされる形で、大谷も5打数2安打3打点と結果を出した。
大谷以外では、クリス・テーラー外野手夫人が、大ヒット映画「ボディガード」の主題歌であるホイットニー・ヒューストンの「I Will Always Love You(アイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー)」をチョイスしたほか、テオスカー・ヘルナンデス外野手夫人が、女性の権利拡大をうたうビヨンセの「ラン・ザ・ワールド(Run the World)」を選ぶなど登場曲も多彩なラインナップとなった。
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