【MLB】「新たなリーダーが誕生」“勝利貢献度”でジャッジを抜いたウィットJr. 「残酷なMVP投票になる」と米敏腕記者が嘆き | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「新たなリーダーが誕生」“勝利貢献度”でジャッジを抜いたウィットJr. 「残酷なMVP投票になる」と米敏腕記者が嘆き

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【MLB】「新たなリーダーが誕生」“勝利貢献度”でジャッジを抜いたウィットJr. 「残酷なMVP投票になる」と米敏腕記者が嘆き
  • 【MLB】「新たなリーダーが誕生」“勝利貢献度”でジャッジを抜いたウィットJr. 「残酷なMVP投票になる」と米敏腕記者が嘆き

米スポーツ専門放送局『ESPN』のジェフ・パッサン記者が23日(日本時間24日)、データサイト『ファングラフス』が独自に算出した最新の勝利貢献度「WAR(Wins Above Replacement)」において、ロイヤルズボビー・ウィットJr.内野手が両リーグ単独トップに立ったと報じた。

「WAR」はMVP投票に大きな影響を与える指標のひとつで、とりわけ今季のア・リーグは大激戦となっている。

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■ヘンダーソン、ソトも肉薄で大混戦に

ウィットJr.は22日(同23日)の試合終了時点、ファングラフスのWARで「6.7」を記録。同部門「6.6」のアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)を抜き去り、両リーグトップに立った。

後半戦開幕から4試合連続3安打と猛打爆発で、ア・リーグ打率部門でもトップのスティーブン・クワン外野手(ガーディアンズ)に2厘差と迫る「.341」と急上昇。先週の週間MVPにも選出された。今季前半戦は打率.323、16本塁打、63打点、22盗塁、OPS.927を記録。遊撃手の守備でもリーグトップクラスの高評価で、走攻守に渡って抜群の存在感を見せている。

WAR3位には、ア・リーグ本塁打部門でジャッジを追走するガナー・ヘンダーソン内野手(オリオールズ)が「6.4」と肉薄。ジャッジの同僚フアン・ソト外野手(ヤンキース)が「6.3」の4位と大混戦を極めている。

パッサン記者は自身のXに「MLBのWARで新たなリーダーが誕生しました。その名はボビー・ウィットJr.です。今季のア・リーグは残酷な(極悪非道な)MVP投票になりそうだ」と添えて、最新のランキング画像を投稿した。

なお、ナ・リーグはMVP候補のロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)や、ムーキー・ベッツ内野手(ドジャース)が負傷離脱し、大谷翔平投手(ドジャース)の「5.3」がトップに。2位はエリー・デラクルーズ内野手(レッズ)の「4.8」となっている。

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