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ドジャースは22日(日本時間23日)、35歳のベテラン左腕ジェームズ・パクストン投手をメジャー出場可能な40人枠から外す措置(DFA)をとったと発表。ここまでチーム2位の8勝を挙げていたものの、7月は3登板で1勝0敗、防御率5.27と今ひとつ。各種投球指標に顕著な衰えが見え始めており、今回の決断にいたったようだ。
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■グラスノーとカーショーも復帰間近
メジャー12シーズン目のパクストンは、今季18試合に先発し8勝2敗、防御率4.43。4月5月は無傷の5勝と順調な滑り出しを見せたが、6月に入ると調子を落とし「月間防御率6.46」と低迷。かつては平均97.5マイル(約156.9キロ)を誇ったフォーシームが、今季は平均93.2マイルまで低下。昨季から2マイル(約3.2キロ)減少し空振りが奪えず、制球力も悪化。MLB公式のデータページ『Baseball Savant』の各種指標でもパフォーマンスの衰えは顕著で、チーム2位の8勝と結果を残すも、評価は覆せなかったと見られる。
ドジャースは22日(同23日)、メジャー初昇格のリバー・ライアン投手が先発。24日(同25日)には負傷離脱中のタイラー・グラスノー投手、翌25日(同26日)にはクレイトン・カーショー投手が戦列復帰予定で、徐々に先発陣に明るい話題が出始めている。月末のトレード期限にも動きがあると見られており、パクストンを外すタイミングと判断したようだ。
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