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ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は21日(日本時間22日)、本拠地で行われたレイズ戦に「3番DH」で先発出場。7回の第4打席に左翼への今季35号を放った。
この日、ドジャースの大谷翔平投手がレッドソックス戦で4年連続となる30号に到達しており、両リーグ通じて2人目の大台超えを果たした。MLB公式のスタッツではジャッジと大谷のみ到達した数字に注目している。
◆【実際の映像】ジャッジ、大谷翔平を離す両リーグ独走35号!444フィートで運んだ左翼スタンドへの特大弾
■開幕から見せた驚異のペース
前半戦に驚異的なペースで本塁打を量産したヤンキースの主砲が、後半戦もその勢いを持続させた。
ジャッジは7回の第4打席、1死一、二塁の場面で5番手ジェイソン・アダム投手が投じた5球目のスイーパーを強振。速度112.6マイル(約181.2キロ)の打球は打った瞬間スタンドイン確信の強烈な当たり。444フィート(約135.3メートル)で左翼スタンドへ運んだ。
ジャッジはこれでチームが101試合目での35本塁打到達であり、2022年に続く記録達成はヤンキースの歴史上、ベーブ・ルース氏(4回)に次ぐ数字で、ルー・ゲーリッグ氏(2回)、ロジャー・マリス氏(2回)に並ぶものだという。
なお、この日のレッドソックス戦で大谷が30号を放ち、ナ・リーグでは1番乗りを果たしたが、MLBの公式スタッツによると、ジャッジと大谷は過去4シーズンで3度以上30本を打った唯一の2人だという。
昨年までは同じア・リーグで本塁打王争いを繰り広げてきたジャッジと大谷。今季は両リーグでそれぞれが本塁打王に輝くことになるのか。
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AARON JUDGE 444 FEET pic.twitter.com/wgAuUCIy5K
— Talkin' Yanks (@TalkinYanks) July 21, 2024