ドジャースの大谷翔平投手は21日（日本時間22日）、本拠地でのレッドソックス戦に「1番DH」で先発出場。5回の第3打席に今季30号アーチを放った。
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■オズナとは2本差をつけて首位
前日にはマルセル・オズナ外野手（ブレーブス）に1本差に迫られていたなか、大谷が意地の一発で大台に到達した。
ドジャース2点リードの5回、無死走者なしで迎えた第3打席。大谷は相手先発カッター・クロフォード投手の4球目カットボールを捉えると、打球は速度116.7マイル（約187.8キロ）で伸びて中堅スタンド奥へと着弾。今季30号アーチは、飛距離473フィート（約144.2メートル）の超特大弾となった。
MLB公式のサラ・ラングス記者によると、大谷の440フィート（約134.1メートル）以上の本塁打は今季9本目。これは『スタットキャスト』が導入された2015年以降ではジョク・ピーダーソン外野手（現ダイヤモンドバックス）の12本に次ぐ数字だという。
また、大谷が放ったドジャースタジアムでの440フィート超えは今季6本目となり、これはすでに最多記録を更新したとのこと。さらに、470フィート（約143.3メートル）超えは4本放っており、これはジャンカルロ・スタントン外野手（ヤンキース）の10本、マイク・トラウト外野手（エンゼルス）の7本に次ぐ数字。
ラングス記者は「今年は投手ではないことは分かっているが、彼はキャリアを通じて100マイル以上の球を75回投げていることを思い出してほしい」と来季には投手としての復帰も目指しているなか、改めて二刀流選手としての凄さにも言及した。
メジャー史に残るパワーで次々に記録を塗り替える大谷。これで4年連続30本超えを果たした。
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