【MLB】山本由伸、カーショー、ベッツ…故障者続出のドジャース、投打主力の“復帰Xデー”まとめ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】山本由伸、カーショー、ベッツ…故障者続出のドジャース、投打主力の“復帰Xデー”まとめ

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【MLB】山本由伸、カーショー、ベッツ…故障者続出のドジャース、投打主力の“復帰Xデー”まとめ
  • 【MLB】山本由伸、カーショー、ベッツ…故障者続出のドジャース、投打主力の“復帰Xデー”まとめ

ドジャースは前半戦最後の7試合で1勝6敗と苦戦し、投打とも主力の故障者が続出。ポストシーズンの勝利が命題とされるだけに、離脱中の主力がいつグラウンドに戻ってくるのかは気になるところだ。そこで、現時点でMLB公式サイト、地元メディア、米情報サイトが伝えている“復帰Xデー”をまとめてみた。

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■2人のエースは間もなく復帰も山本は8月中旬か

2023年11月に左肩の肩甲上腕靭帯の手術を受け長期離脱中なのが、ドジャース不動のエース、クレイトン・カーショー投手。一時はオールスター前に復帰予定と報道されたが、直前に左肩の痛みを訴え復帰は延期された。

その後、7月13日(日本時間14日)には3Aオクラホマシティでのリハビリ登板で3回を無安打無失点と好投。、「クレイトンは良かった」とデーブ・ロバーツ監督が14日(同15日)に語ったとMLB公式サイトは伝えており、「彼は来週の金曜日にオクラホマシティで登板する予定で、4イニングを投げて、その後リリーフでさらに投げる予定だ」とも語り、リハビリ登板後すぐに復帰する可能性は否定しなかった。順調に回復すればXデーは7月30日(同31日)と米情報サイトは予想している。

6月15日(同16日)のロイヤルズ戦で2回を投げ終えたあと緊急降板した山本由伸投手は、腱板損傷のため負傷者リスト(IL)に入っているが、7月13日(同14日)に60日間のILに移行した。MLB公式サイトによると、ロバーツ監督は「書類手続き」の問題として、「26人ロースターに別の選手を入れるため」と語り、山本は当初の見込み通り8月中旬まで欠場するのが分かっているための移行だそうだ。また、ロバーツ監督は13日(同14日)に山本がキャッチボールをしたことを加え、「良い状態にある」とも語った。復帰のXデーは、8月21日(同22日)と見られている。

ドジャース・山本由伸(C)Getty Images

今季レイズから加入後、エースとしてチームを牽引し8勝(5敗)を挙げたタイラー・グラスノー投手も、背中の負傷で7月5日(同6日)より戦列を離脱。選手間投票で選出されたオールスターは出場を辞退したが、15日(同16日)のホームランダービーを楽しんだグラスノーを取材した『ロサンゼルス・タイムズ』のジャック・ハリス氏によると、グラスノーは「15日間の負傷者リストから復帰できる状態になり次第、復帰する予定」だという。15日間のILリストが明ける7月20日(同21日)の後半戦最初のレッドソックスとの3連戦2戦目にはロースターに復帰することになる。

先発陣ではもう一人。2022年8月に自身2度目のトミー・ジョン手術を受け、今季5月に復帰したウォーカー・ビューラー投手は右股関節の炎症でIL入りも、後半戦開始の7月19日(同20日)には復帰する予定だ。

■ベッツ、マンシーの“復帰Xデー”は8月以降

6月16日(同17日)のロイヤルズ戦、7回の第4打席で死球を受け、左手甲を骨折したムーキー・ベッツ内野手は復帰まで6~8週間との見込み通り、Xデーは8月2日(同3日)と見られている。「今朝ムーキーと話をした」と7月14日(同15日)にロバーツ監督は語り、「彼は浅く短いゴロを打っており、それに興奮している」と良好な状態であることをMLB公式サイトは翌15日(同16日)に伝えた。

ドジャースのムーキー・ベッツ

ドジャースのムーキー・ベッツ(左)(C)ロイター

腹斜筋痛で5月17日(同18日)に10日間ILに入ったマックス・マンシー内野手に対し、地元メディア『ドジャース・ネーション』は7月9日(同10日)に「マンシーはすぐには復帰しないだろう」と題した記事を掲載した。同記事によると、7月6日(同7日)にロバーツ監督が、マンシーはリハビリで「進捗はない」と語り、『ロサンゼルス・タイムズ』のマイク・ディジョヴァンナ記者のSNS投稿について否定しなかった。6月22日(同23日)には60日のILに移されるなど復帰は遅れており、MLB公式サイトも7月15日(同16日)に「マンシーは少なくともあと1カ月は欠場することになる」としている。情報サイトによるXデーは8月16日(同17日)だ。

4月には背中の張りでIL入りし、5月に復帰したジェイソン・ヘイワード外野手は7月5日(同6日)に左ヒザ骨挫傷で再びIL入りしたが、14日(同15日)に『ロサンゼルス・タイムズ』のハリス氏は「リハビリは必要とせず、オールスター・ブレイク後に復帰する予定だ」と語った。MRI検査で損傷が見られなかったことで、7月19日(同20日)には復帰する見込みとなっている。

ナ・リーグ西地区首位を独走するドジャース。これまでの貯金もあり、負傷者続出で苦戦も2位のダイヤモンドバックスとは7.0ゲーム差を維持。4日間のオールスターブレイクを挟み、後半戦に突入するが、そこから負傷者も徐々に復帰する。

ドジャースにとって重要なのはポストシーズンで戦力が整っていること。そこに向け、負傷者の復帰はもちろん、夏のトレードで積極的な補強を行うのか、後半戦のドジャースの戦いぶりからも目が離せない。

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