【MLB】球宴左腕スクバル争奪戦でドジャース苦戦か 「オリオールズが圧倒的なオファーを出せる」と米メディア分析 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】球宴左腕スクバル争奪戦でドジャース苦戦か 「オリオールズが圧倒的なオファーを出せる」と米メディア分析

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【MLB】球宴左腕スクバル争奪戦でドジャース苦戦か 「オリオールズが圧倒的なオファーを出せる」と米メディア分析
  • 【MLB】球宴左腕スクバル争奪戦でドジャース苦戦か 「オリオールズが圧倒的なオファーを出せる」と米メディア分析

ナ・リーグ西地区1位のドジャースとア・リーグ東地区1位のオリオールズが獲得を狙っているタリク・スクバル投手(タイガース)について、米メディア『CLUTCH POINTS』は17日(日本時間18日)、「オリオールズ有利」を唱えた。トレード期限は今月30日(同31日)に迫っており、各球団の動向が注目される。

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■両球団ともトレード交渉に乗り出す意向

米老舗スポーツ誌『スポーツイラストレイテッド』が15日(同16日)に報じたスクバル争奪戦。ドジャースとオリオールズが、タイガースのエース左腕獲得を目指して火花を散らしているという内容だが、両球団関係者が「トレードパッケージを組んでいる」と認めたこともあり、大きな反響を呼んだ。

今回の報道を受けて、米メディア『CLUTCH POINTS』は、「なぜオリオールズはドジャースよりもスクバル獲得へ向けて、“圧倒的”なトレードオファーを出せる立場にあるのか」と題して記事を公開した。

同メディアは「オリオールズはタイガースのエースをトレードで獲得するための戦力を十分に持っている可能性がある」と指摘し、交換要員という面でドジャースサイドを上回ると予想。また、記事ではMLBネットワークのジョン・モロシ記者も「代償を支払う能力がドジャースよりもオリオールズの方が高いようだ」と自身のX(旧ツイッター)を通じて主張していることも紹介した。

その根拠は至ってシンプルで、オリオールズが野球界で最高のファームシステムを持っているからに他ならない。MLB公式サイトは今季開幕前にファーム組織ランキングを発表しているが、それによるとオリオールズが1位、ドジャースは8位となっている。同ランキングは各球団が保有するプロスペクト(若手有望株)について、選手としての長期的な価値、選手の質と人数、投手と野手のバランスなどを総合的に評価し、順位が決定される。必然的に将来有望な若手選手を数多く抱えているチームほど順位は上になる。

■若手有望株が揃うオ軍有利との見方

オリオールズは球界ナンバーワン有望株のジャクソン・ホリデイ内野手を筆頭に、サミュエル・バサロ捕手、コビー・メイ内野手らもプロスペクト・ランキングで全体15位以内に入っており、全体32位まで広げると計5人がランクインしている。一方、ドジャースは同ランキングのトップ100に入っている選手は2人しかおらず、ダルトン・ラッシング捕手の48位、ホセ・デ・パウラ外野手の63位が精一杯という状況。

トレードにおいて、ビッグネーム1人を獲得しようと思えば、複数の若手有望株を交換要員として送り出すのが一般的。つまり、トレードパッケージに組み込まれるメンバーが、ドジャースではオリオールズに歯が立たないという見方が大勢を占めており、スクバル獲得レースにおいて苦戦するという論調になっている。

ドジャースは今夏のトレード市場において、もう1人の注目左腕ギャレット・クロシェ投手に対するオファーも拒否されたと伝えられており、補強戦略で苦戦を強いられている模様だ。

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