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カブスの今永昇太投手は10日(日本時間11日)、敵地で行われたオリオールズ戦に今季17度目の登板。6回を投げ、6安打6奪三振1四球無失点の好投で今季8勝目を挙げた。
今永は7日(同8日)にメジャー1年目ながらオールスターに選出。今季の前半戦でインパクトを残してきた左腕の快投に現地の記者も賛辞を贈っている。
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■勝負所を三振で切り抜ける
今季17度目の先発マウンドに上がった今永は、初回に四球と左前打で1死一、二塁のピンチを迎えるも4番のアンソニー・サンタンデール外野手、5番のジョーダン・ウエストバーグ内野手を連続三振に打ち取り波に乗った。
2回に味方から2点の援護を得た後は安定した投球で投げ進める。6回に2安打で1死二、三塁と再びランナーをためるがここでも2者連続三振を奪い、100球に到達したこの回をもってマウンドを降りた。
今永は6回6安打6奪三振1四球無失点の投球で防御率は2.97まで上昇。試合はカブスが4-0で勝利し、今永は今季8勝目を挙げた。
この快投にはカブスのレポーターを務めるトニ・アンドラッキ記者も脱帽。自身のX(旧ツイッター)に「ショウタ・イマナガがまたしても素晴らしいパフォーマンス」とつづり、「彼がオールスター(ナ・リーグ新人王の可能性もある)である理由を証明している」と評した。
今永は6月21日(同6月22日)のメッツ戦では3回10失点と崩れたものの、そこからは再び安定感を取り戻し、2試合連続クオリティ・スタートを達成。そして迎えたオリオールズとの一戦で圧巻のピッチングを披露した。
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Shōta Imanaga's 5th and 6th Ks. pic.twitter.com/HCURUIQLQy
— Rob Friedman (@PitchingNinja) July 11, 2024