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レッドソックスの吉田正尚外野手が5日(日本時間6日)、敵地でのヤンキース戦に「7番DH」で先発出場。劣勢の9回表に起死回生の同点3号2ランを放った。
◆【実際の動画】怒号と悲鳴が響き渡るヤンキースタジアム…!吉田正尚が9回2死から放った起死回生の同点3号2ラン!
■「ミスタークラッチだ」
苦戦が続いているメジャー2年目の吉田。左手親指痛から復帰後も出場機会にも恵まれず、前日まで打率.259、2本塁打、OPS.672と本来の実力を発揮できずにいた。
この日は、同地区ライバル“宿敵”ヤンキース3連戦の第1戦。第3打席まで三振、中飛、中飛と快音なしだった吉田が最終回に意地の一打を見せた。レッドソックス2点ビハインドの9回表、2死二塁で相手抑えのクレイ・ホームズ投手と対戦した吉田は、0-2と不利な状況に追い込まれながらもファールで粘ってフルカウントに。8球目シンカーを捉えた打球は、速度103.3マイル(約166.2キロ)、角度26度で舞い上がり、満員のヤンキースタジアム右翼スタンドへ飛び込んだ。
レッドソックスの地元放送局『NESN(New England Sports Network)』の実況は「ヨシダがやったぞ!」と絶叫。宿敵ヤンキースとの一戦で、起死回生の同点アーチを放った吉田を称賛した。レッドソックスの球団公式Xは「ミスタークラッチだ!」と、大興奮で第一報を伝えている。
試合は、9回に吉田の本塁打で追いついたレッドソックスが、延長10回表に勝ち越し。5-3でヤンキースに勝利している。
◆【実際の動画】怒号と悲鳴が響き渡るヤンキースタジアム…!吉田正尚が9回2死から放った起死回生の同点3号2ラン!
◆「彼は優れた打者」土壇場“同点2ラン”の吉田正尚を指揮官が称賛 「ベストシンカーではなかった」と相手抑え
◆「勝ってみんなで喜び合えた」吉田正尚、9回2死からの同点2ラン 宿敵ヤンキース戦を制し笑顔
MASATAKA YOSHIDA TIES IT UP 🔥 pic.twitter.com/b41ikeT66W
— MLB (@MLB) July 6, 2024