フェンシング江村美咲が明かした東京五輪の苦境 二冠期待のパリへ見せた成長「自分の好きな自分により近づいた」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

フェンシング江村美咲が明かした東京五輪の苦境 二冠期待のパリへ見せた成長「自分の好きな自分により近づいた」

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フェンシング江村美咲が明かした東京五輪の苦境 二冠期待のパリへ見せた成長「自分の好きな自分により近づいた」
  • フェンシング江村美咲が明かした東京五輪の苦境 二冠期待のパリへ見せた成長「自分の好きな自分により近づいた」

第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」TEAM JAPAN の結団式、壮行会が5日、都内で行われた。終了後に記者会見が実施され、フェンシング江村美咲が登壇した。

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■結団式では半井とともに挨拶

江村は今大会、日本選手団の旗手を務める。結団式ではブレイキンの半井重幸とともにTEAM JAPANを代表して挨拶。記者会見でも質問に応じた。

江村は東京五輪では個人で3回戦敗退、団体では5位という結果に終わったことに対し、「自分が本当にこれ以上できないくらいの準備と戦いをしたのにも関わらず目指していた目標には届かなかったので、そこでひとつこれ以上自分の伸びしろがあるのかな、何ができるんだろうという壁にぶつかった」と苦しい想いを経験したと語る。

そこから2022年、23年の世界選手権を連覇するなど、パリ五輪では金メダルを獲得されるまでに成長。その過程について、「本当に瞬間瞬間で乗り越え方はいっぱいあったんですけど、自分の気持ちを前に持っていくときに、ひたすら自分と向き合って深堀りをして、逃げ道を作らずぶつかった」と自分自身との戦いに挑んでいたと明かした。

「フェンシングだけでなく人生で必要な考え方であったり自分の心の整理の仕方を学ばせてもらって、自分の好きな自分により近づかせてもらったなと思ってます」とその成長により、日本選手団の旗手を任されるまでになった今があると分析した。

江村は2度目の五輪でサーブル個人、団体の2冠を目指す。あと3週間に迫ったなか、女子のエースがパリで輝く瞬間が見られるのか。

TEAM JAPANの記者会見が行われた 撮影:SPREAD編集部

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《SPREAD》
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