【MLB】「イマナガの速球に対して準備ができていた」今永昇太に3発浴びせたメッツ監督、“対策”実ってリベンジ成功 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「イマナガの速球に対して準備ができていた」今永昇太に3発浴びせたメッツ監督、“対策”実ってリベンジ成功

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【MLB】「イマナガの速球に対して準備ができていた」今永昇太に3発浴びせたメッツ監督、“対策”実ってリベンジ成功
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カブス今永昇太投手は21日(日本時間22日)、本拠地でのメッツ戦に先発登板したが、今季2敗目(7勝)を喫した。3被弾を含めて11安打10失点1四球3奪三振と打ち込まれ、3回0/2の自己最短KOとなった。試合は11-1でメッツが大勝した。

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■今永「メッツ打線は調整をしてきた」

防御率1.89でマウンドに上がった今永だったが、この日は立ち上がりからメッツ打線につかまった。

1回先頭のフランシスコ・リンドーア内野手に二塁打を許すと、続く2番ブランドン・ニモ外野手には四球。いきなり無死一、二塁のピンチを背負うと、3番DHのJ.D.マルティネスにカウント2-1から92マイル(約148キロ)の速球をバックスクリーン左に運ばれた。

いきなり3失点した今永は、2回にも7番フランシスコ・アルバレス捕手にソロ本塁打、ニモに2ランを被弾した。さらに3回にも3安打を集められ1失点。4回もマウンドに上がったが、立ち直る気配はなく、無死からの3連打で1点を奪われたところで降板した。2番手ヘイデン・ウェズネスキー投手も打たれて、さらに2失点。結局、今永は3被弾するなど計10失点。1.89だった防御率は2.96と一気に悪化した。

今永は試合後、「前回対戦した時と今日とでは、メッツ打線は少し違っていた。調整を加えてきたと思った」とコメント。「彼らは速球に対してもゾーン内の変化球に対しても準備ができていた。そこで自分も対応したが、その対応もまた上回られてしまったという感じ。私が、さらにまた上回らなければいけなかった」と振り返った。

■「その時の100%でも通用しない」

この日は球速が出ておらず、許した3本のアーチはいずれも直球を捉えられたもの。これに対しては「前回の先発では、序盤にわざと球速を少し落とし、終盤にかけて球速を92、93マイルに上げていった。試合を通して力を維持できるように、序盤は出力を下げるということ。今日も同じアプローチだったが、球速を調整する前に打たれた」と明かした。

一方、メッツのカルロス・メンドーサ監督は「我々はイマナガの速球に対する準備ができており、ゾーン内の球、特に速球が来た時には対応できるようにしていた」と話した。

メッツと2回目の対戦となった今永。前回登板(5月1日)は7回3安打無失点という好投で、5勝目を挙げたが、今回はしっかり対策されたようだった。今永は「その時の100%でも通用しないこともあると感じた。だから、相手を上回るためには、もっと良く考えて工夫しなければならないと思う」と話し、前を向いた。

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