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ドジャースはムーキー・べッツ内野手が骨折のため故障者リスト(IL)入りし戦線離脱。また、山本由伸投手やウォーカー・ビューラー投手もIL入りするなど、故障者続出で緊急事態に陥っている。
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■昨年は13勝を挙げ健在ぶりをアピール
そんななかで復帰が待たれるのがサイ・ヤング賞3度の実績を誇るベテラン。昨季オフ、左肩の肩甲上腕靭帯と関節包を修復する手術を受けたクレイトン・カーショー投手が19日(日本時間20日)、マイナーの試合に登板し、3回を投げ被安打2、1四球、5奪三振の投球。初回に犠飛の1点を許しただけと、実戦登板で順調な回復ぶりを見せた。
地元メディア『ドジャース・ネーション』はドジャースの現状について触れながら、「トップスターターのヨシノブ・ヤマモトが負傷し、ウォーカー・ビューラーが苦戦するなか、ドジャースはカーショーがリハビリでこれほど回復を見せていることを喜ぶはず」と言及。さらに、「ドジャースはもちろん彼を急いで復帰させようとしているわけではないが、彼が順調にリハビリを続けていることはチームにとって素晴らしいことだ」とレジェンドの帰還に期待を寄せている。
カーショーは2023年に13勝5敗、防御率2.46、137奪三振を記録。36歳を迎えているシーズンだが復帰を果たせば世界一を狙うチームの支えになれる存在。7月から8月の復帰が見込まれるなか、どのタイミングで戦線に戻れるか注目が集まる。
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