ドジャースの大谷翔平投手は26日（日本時間27日）、敵地ロジャーズセンターでのブルージェイズ戦に「2番DH」で先発出場。初回の第1打席に右翼への7号を放つ活躍で、12－2の勝利に貢献した。
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■得点圏打率の低さを指摘
大谷が第1打席に入るとトロントからはブーイングの嵐が。ブルージェイズ入りも噂された大谷だが、ドジャースの一員として迎えたこの試合で、結果を残す。
大谷は相手先発クリス・バシット投手の3球目のスライダーを強振すると、打球は速度96.1マイル（約154.7キロ）、360フィート（約109.7メートル）角度37度で飛び込む一打を放った。その後ドジャース打線が爆発し、試合は大勝した。
好調を維持する大谷だが、得点圏打率の低さを指摘する声もある、指揮官のデーブ・ロバーツ監督は地元メディア『Dodgers Nation』に掲載された記事のなかで、「彼は必要以上に（ストライクゾーンを）広げていると思った。だから私はただ彼と話がしたかった」と言及。
そして、「実績や傾向を考えて、彼に対してもっとできると私が感じていること、投手が彼に何をしようとしているのかを彼に認識させようとしているだけだ」と語り、ともに状況改善に取り組んでいるとした。
『Dodgers Nation』は大谷がこの日、沖縄生まれである指揮官と並ぶドジャースで7本目のホームランを記録したことに対し、「オオタニは監督に恩返しをした」とコメント。ドジャース1年目で奮闘する大谷が指揮官とともに歩みながら期待に応えている。
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