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ドジャースの大谷翔平は27日(日本時間28日)、米グレンデール・キャメルバックランチで行われるホワイトソックス戦で新天地デビューする。NHKで異例の生放送が発表されるなど、国内外で注目を集める大谷。
そんな大谷の桁違いのスター性を、米メディアが報じている。
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■「野球界のほとんどが畏敬の念を抱いている」
ドジャース専門メディア『DODGERS NATION』のマット・レヴィン記者は、「ダイヤモンドバックスのGM、大谷翔平に『畏敬の念を抱いている』、彼に自撮りを頼むのは緊張した」というタイトルで記事を投稿。
レヴィン氏は「ショウヘイ・オオタニは野球界最大のショー。ロサンゼルスの街に、さらなるスターの力をもたらし、ドジャースをフィールド内外で助けている」と、大谷の他に類を見ないスター性を伝えた。
そのうえで「対戦相手も含め、野球界のほとんどの人が二刀流のスーパースターに畏敬の念を抱いている」とし、例として『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者の下記のコメントを引用。「アリゾナ・ダイアモンドバックスのマイク・ヘイゼンGMは、ニューヨーク・ベースボール・ライターズのディナーでショウヘイ・オオタニに会えて畏敬の念を抱き、勇気を出して彼と自撮り写真を撮ろうとしていると語った」と報じた。
これほどまでに存在感際立つ大谷について、レヴィン氏は「彼はフィールドの内外でスターダムを超越している」と表現。10年7億ドルの契約にも「ロサンゼルスは彼にこのような大型契約を与えることに抵抗がなかった」とした。
最後に「オオタニは現在、毎シーズンワールドシリーズを志すチームにいる。(ドジャースは)彼が目指したい功績を可能にすることができるチームだ」とし、球団・大谷双方が絶大な信頼を築いたことに言及したうえで「ドジャースは、ロサンゼルスの街にもう一度チャンピオンを取り戻すために、オオタニを中心に強力なチームを配置した」と、優勝に向けた準備は整っているとしている。
明日はついに、ドジャース移籍後初の対外試合出場。今季のドジャースの打順と、大谷の今季の活躍を占う一戦に注目したい。
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(A.Kudo/SPREAD編集部)