韓国・釜山で開催中の「世界卓球2024 団体戦」は21日、決勝トーナメント2回戦が行われ、日本男子はオーストリアと対戦。3－0のストレートで勝利し、ベスト8進出とパリ五輪への切符をつかんだ。
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■戸上抜きも乗り越える
男子は張本智和とともにWエースとして活躍が期待された戸上隼輔がインフルエンザ感染というまさかのアクシデント。グループリーグを戸上抜きで戦うことが求められた。
それでも、エースの張本智を中心に最大の山場とされた第3戦の台湾戦で勝利。今大会推薦枠で抜擢された松島輝空が堂々たるプレーで戸上の穴を埋めるなど、予選を全勝で通過。そして迎えたオーストリアとの戦いも張本智、篠塚大登、松島がそれぞれ勝利し、パリ行きを確定させた。
そんななか、22日の準々決勝で戦うのが中国。パリ行きを決めた上でチーム力の強化を図りたい日本男子にいきなり“卓球王国”の厚い壁が立ちはだかることになる。
前回の世界卓球団体戦では張本智が“2点取り”を果たしており、エースにかかる期待も大きい。また、松島や篠塚といった好調を維持するメンバーもいるなか、絶対王者相手にどのような戦いを見せるのか。
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（Y.Imoto／SPREAD編集部）
