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米専門チャンネル『MLBネットワーク』が、毎年恒例となっているポジション別の「現役選手トップ10」を連日発表中。
25日(日本時間26日)には「中堅手部門」が公開。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、2022年の右翼手部門に続いてトップに選出された。
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■故障続きのトラウトは4位に陥落
中堅手部門トップに選ばれたジャッジは、2013年ドラフト1巡目全体32位でヤンキースに入団。16年にメジャーへ昇格し27試合に出場すると、翌17年には52本塁打、114打点を記録。衝撃的な活躍で本塁打王とシルバースラッガー賞、ア・リーグ新人王を同時受賞した。22年にはア・リーグ新記録の62本塁打を放って年間MVPを獲得、名実ともに現役最高のスラッガーに上り詰めた。
キャリアを通して右翼手と中堅手を兼任していたが、今季からフアン・ソト外野手とアレックス・バドゥーゴ外野手がチームに加入。両翼をふたりに任せる形で、ジャッジは中堅手中心に起用されると見られている。
2022年まで同部門でトップに君臨していた、エンゼルスのマイク・トラウト外野手は“王座”陥落。近年は故障が増え、トップ3からも外れて4位に留まった。
■イチローの“愛弟子”ロドリゲスがトップに肉薄
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シアトル・マリナーズの主砲フリオ・ロドリゲス(C)ロイター
トラウトを抜き去り2位に浮上したのが、イチローの“愛弟子”として知られるマリナーズの生え抜きフリオ・ロドリゲス外野手。2022年にメジャーデビューを果たし、28本塁打25盗塁を記録、ア・リーグ新人王とシルバースラッガー賞を獲得した。昨季はさらに数字を伸ばし、32本塁打37盗塁103打点を記録。22歳以下で「30本塁打30盗塁100打点」をマークしたのは、アレックス・ロドリゲスとロナルド・アクーニャJr.外野手のみ。史上3人目の快挙達成となった。
3位には、昨季終盤まで大谷翔平投手を本塁打部門で猛追した、ホワイトソックスのルイス・ロベルトJr.外野手が選出。また、今季から大谷とチームメートになるドジャースの若手ジェームズ・アウトマン外野手も初登場で6位にランクインした。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)
中堅手部門トップ10
1:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)2:フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)3:ルイス・ロベルトJr.(ホワイトソックス)4:マイク・トラウト(エンゼルス)5:マイケル・ハリスII世(ブレーブス)6:ジェームズ・アウトマン(ドジャース)7:バイロン・バクストン(ツインズ)8:セドリック・マリンズ(オリオールズ)9:TJ・フリードル(レッズ)10:ブランドン・マーシュ(フィリーズ)