【MLB】大谷翔平との共闘「待ちきれない」 ドジャース屈指のイケメン外野手ジェームズ・アウトマンを公式データで読み解く | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平との共闘「待ちきれない」 ドジャース屈指のイケメン外野手ジェームズ・アウトマンを公式データで読み解く

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【MLB】大谷翔平との共闘「待ちきれない」  ドジャース屈指のイケメン外野手ジェームズ・アウトマンを公式データで読み解く
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オフの移籍市場は、昨季100勝を挙げたナ・リーグ西地区の強豪ドジャースが主役に。大谷翔平投手ら大物選手を次々と獲得し、4年ぶりの世界一へ向けて着々と準備を整えている。爆発的な得点力が期待される、屈指の重量打線はとりわけ魅力的だ。

ここでは、ドジャース若手の有望株ジェームズ・アウトマン外野手を公式データで読み解いてみたい。

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■走攻守揃ったオールラウンダー

アウトマンは、2018年のドラフト7巡目全体224番目でドジャースに入団。22年にメジャーデビューし4試合に出場、初打席で初本塁打を記録した。昨季は広い守備範囲を活かして、中堅手のレギュラーに定着。打率.248、23本塁打、70打点、16盗塁でナ・リーグ新人王投票でも3位にランクインした。

MLB公式『Baseball Savant』でアウトマンのデータを見ると、優れた守備と走塁の指標が浮き彫りになる。平均よりどれだけ多くのアウトをとったかを示す守備の指標、OAA(Outs Above Average)では中堅手でナ・リーグ3位の+8を計測、1秒間に走った距離「スプリントスピード」では、28.9フィート/秒(約8.8メートル)でメジャー上位12%に。ベースランニングに関する指標では、全体上位7%と高評価で“進塁機会を逃さない”積極的な走塁が際立っている。

一方、打撃はまだまだ粗削りで、昨季の空振り率36.6%はメジャーワースト2位、全打席に対する三振率31.9%はワースト3位と多くの改善点を残す。ボール球のコンタクト率がメジャー平均より20%ほど低く、2ストライクに追い込まれると打率が.142まで低下する。チェンジアップ以外の変化球を苦手にしており、今季の課題のひとつと言えそうだ。

大谷がドジャース入団を決断した際には、現地ラジオ番組で「(ベッツ、大谷、フリーマン擁する打線は)ものすごいことになるね。この目で見るのが待ちきれないよ。春季キャンプでベッツとフリーマンを目の当たりにして、こいつら凄いなって思った。同レベルの選手をもう1人獲得したなんて、ワクワクする。色々なことが学べそうだ」と共闘を心待ちに。ドジャースの看板選手になれるポテンシャルを秘めた、26歳の成長株にも注目だ。

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文●有賀博之(SPREAD編集部)

《SPREAD》
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