日本、初先発が濃厚な冨安建洋は「遠藤航選手たちとピッチ内で調整していく」 2戦4失点から“プレミアコンビ”で立て直しへ【アジア杯】 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

日本、初先発が濃厚な冨安建洋は「遠藤航選手たちとピッチ内で調整していく」 2戦4失点から“プレミアコンビ”で立て直しへ【アジア杯】

スポーツ 短信
日本、初先発が濃厚な冨安建洋は「遠藤航選手たちとピッチ内で調整していく」 2戦4失点から“プレミアコンビ”で立て直しへ【アジア杯】
  • 日本、初先発が濃厚な冨安建洋は「遠藤航選手たちとピッチ内で調整していく」 2戦4失点から“プレミアコンビ”で立て直しへ【アジア杯】

カタールで開催中の「AFCアジアカップ2023」に参加中の日本代表(FIFAランキング17位)は24日、1次リーグ3戦目でインドネシア(同146位)と対戦する。引き分け以上で2位通過が決まる重要な一戦へ向けて、森保一監督とDF冨安建洋(アーセナル)が当地で前日会見に臨み、意気込みを語った。AFCの公式サイトなどが伝えている。

◆ヒントはイラク戦“終盤”のメンバー? 日本代表 インドネシア戦スタメン予想・配信スケジュール

■森保監督、ターンオーバーを示唆

3大会ぶり5度目の優勝を狙う日本は1次リーグ・D組に所属し、ここまで1勝1敗。24日には決勝トーナメント進出へ向けて、勝ち点3で並ぶインドネシアと激突。引き分け以上で2位通過が決まる。

前日会見に出席した森保監督は「(2戦目の)イラク戦は負けたが、選手たちは完全に集中しており、インドネシア戦に向けて準備を整えている」とし、国際Aマッチの連勝が10で止まったイラク戦から立ち直っていると強調した。

注目のスタメンについては「我々には26人の戦力が整っている。状況に合わせて起用を考えたい」と話し、先発入れ替えを示唆した。

特に1、2戦で計4失点を喫している守備陣の立て直しは急務。相手の勢いに押され、守勢に回るシーンも目立っており、修正が求められている。そこでキーマンとなるのが、最終ラインを統率する冨安だ。左ふくらはぎや足首の負傷でここ2戦はベンチスタートとなっていたが、インドネシア戦でいよいよ今大会初先発を飾りそうだ。

その冨安は「アジアの戦いが簡単でないことを感じている」と前置きした上で、「相手の勢いに飲まれず、自分たちから仕掛け、叩きのめす気持ちでやりたい」と強い気持ちを表明。「2試合連続失点しており、インドネシア戦は無失点で抑えたい。そのためにも私や遠藤航選手(リバプール)のようなリーダーとなる選手が、ピッチの中で調整していくことは間違いなく必要になる」と話し、チームをけん引する姿勢を見せた。

■インドネシア指揮官「難しい試合」

一方、インドネシアを率いるシン・テヨン監督は「日本はナンバーワンチームで、我々にとって難しい試合となるが、良いパフォーマンスを発揮したい。そして、インドネシアのサッカーが発展していることを示したい」と意気込んだ。その上で「ラウンド16に進出するためのシナリオはいくつかある。(日本を倒した)イラクとインドネシアには多くの違いがある。彼らとは違う戦術で日本と戦う」と話し、イラクが見せた戦い方とは異なるアプローチで日本戦に臨むと話した。

当初の目論見では1、2戦を連勝し、1次リーグ突破を決めた上で3戦目に大幅なメンバー変更を考えていたと思われる日本。2位通過を目指す中で、どのようなメンバーを選考するのか。中盤には佐野海舟(鹿島)や旗手怜央(セルティック)の起用も予想されているが、森保監督の決断に注目だ。

◆ヒントはイラク戦“終盤”のメンバー? 日本代表 インドネシア戦スタメン予想・配信スケジュール

◆42年ぶりのイラク戦黒星を欧州・南米・アジアの各国メディアはどう報じたか? 個人への厳しい指摘も免れず

◆「一人でサッカーをやっているわけじゃないんで」三笘薫が次戦も欠場濃厚、久保建英が不在の影響に見解「今いる選手がベスト」

文●SPREAD編集部

《SPREAD》
page top